放射線影響研究所
公益財団法人放射線影響研究所(ほうしゃせんえいきょうけんきゅうしょ、英: Radiation Effects Research Foundation、RERF)は、被爆者の健康調査及び被爆の病理的調査・研究を行う研究機関で、日本国政府とアメリカ合衆国政府により設立・運営されている。
1975年(昭和50年)4月1日、原爆傷害調査委員会 (ABCC) と厚生省国立予防衛生研究所(予研)原子爆弾影響研究所を再編し、日米共同出資運営方式の財団法人放射線影響研究所として発足した。
以前は厚生労働省と外務省所管の財団法人であったが、公益法人制度改革に伴い公益財団法人へ移行した。 放射線影響研究所が外部被曝研究のデータのみで、福島第一原発事故による福島県民の内部被曝の不安に応える事が出来なかった事から、放射線影響研究所の新たな方針として過去の業績と蓄積した資料を使い、原爆に限らず一般の放射線の慢性影響に関する世界の研究教育センターを目指し、「放射線影響研究所将来構想2012」を出した。
将来構想では、内部被曝を含めた低線量被曝のリスク解明し、現在日米共同機関を将来の課題として国際的組織にして、被爆者情報のデータベース化して国内外の研究者に開放し、共同研究で放射線影響研究所に少ない内部被曝のデータ収集をして、福島県民の不安に応えられるようにしていくとしている。
研究所
広島研究所(広島県広島市南区比治山公園5番2号)
長崎研究所(長崎県長崎市中川一丁目8番6号)
正式名称 公益財団法人放射線影響研究所
日本語名称 放射線影響研究所
英語名称 Radiation Effects Research Foundation
略称 放影研、RERF
組織形態 公益財団法人
事務局所在地 日本の旗 日本
〒732-0815
広島県広島市南区比治山公園5番2号
法人番号 9240005012727
理事長 丹羽太貫
活動領域 被爆者の健康調査及び被爆の病理的調査・研究
設立年月日 1975年4月1日
前身 原爆傷害調査委員会、国立予防衛生研究所原子爆弾影響研究所
設立者 日本国政府、アメリカ合衆国政府
ウェブサイト http://www.rerf.or.jp/