福崎駅(ふくさきえき)は、兵庫県神崎郡福崎町福田字中溝にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線の駅である。線内中間駅では最大の利用者数を誇る主要駅で、特急「はまかぜ」を含む全列車が停車し、折返し列車も多数設定されています。
駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホーム。木造駅舎を持つ地上駅である。駅舎は単式の1番のりば側にあり、島式の2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。1番のりばが上り本線、2番のりばが下り本線、3番のりばが上下副本線となっている。主に1番のりばと2番のりばが使われるが、一部姫路駅 - 当駅間の区間列車が設定されており、3番のりばで折り返す。
停車する普通列車は、ドア横の開閉ボタンで乗り降りする。
当駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として播但線内のすべての中間駅(起点の姫路駅と終点の和田山駅は除く)を管轄している。
改札口上にはLED式行き先表示があります。切符売場に旧型のボタン式券売機が2台。みどりの窓口が設置されている。独立した待合室が設置されています。以前あったキオスクは撤退しています。
のりば
のりば 路線 方向 行先 備考
1 J 播但線 上り 姫路方面 一部3番のりば
2・3 下り 寺前・和田山方面
3番のりばは当駅始発の姫路行きと寺前方面行きの一部の普通列車が使用する。なお、定期ダイヤでは当駅で特急を先に通す列車は設定されていない。臨時の「はまかぜ」が運行される場合、当駅 → 寺前駅間で9時台の普通は時刻変更になり、3番のりばに停車する。また、平日朝の姫路発7時台のうち1本(2017年9月現在ダイヤ)寺前行きは当駅の3番のりばで前後2両を分割、前2両が寺前行き、後2両が当駅始発姫路行きとなる。切り離し作業が行われる関係で停車時間が長く設定されている。2016年3月16日の改正で、姫路発21時台に当駅止まりが設定された。
駅前には客待ちのタクシーが常駐しています。
駅周辺
中国自動車道福崎インターチェンジ
福崎町立神崎郡歴史民俗資料館
柳田國男・松岡家顕彰会記念館
二之宮神社秋祭り
近畿医療福祉大学
中小企業大学校関西校
もちむぎのやかた - 福崎町特産のもちむぎを原料につくられた、もちむぎ麺が賞味できるほか、特産品の、もちむぎ商品の展示・販売を行っており、もちむぎ麺の製造工程も見学できる。
利用状況
「兵庫県統計書」によると、2015年(平成27年)度の1日平均乗車人員は1,736人である。
1894年(明治27年)7月26日 - 播但鉄道が姫路駅 - 寺前駅間で開業すると同時に設置。旅客・貨物の取扱を開始。
1903年(明治36年)6月1日 - 播但鉄道が山陽鉄道に営業譲渡。山陽鉄道の駅となる。
1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道国有化により、国有鉄道の駅となる。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。播但線の所属となる。
1973年(昭和48年)4月1日 - 貨物の取扱を廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
1996年(平成8年)3月16日 - 特急「はまかぜ」が3往復になるとともに、停車駅に追加される。
2016年(平成28年)3月26日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
所属路線 J 播但線
キロ程 17.1km(姫路起点)
電報略号 フサ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度- 1,736人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1894年(明治27年)7月26日
備考 直営駅(管理駅)
みどりの窓口 有