京口駅(きょうぐちえき)は、兵庫県姫路市城東町字北神屋にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線の駅。
現在駅の周辺はびっしりと住宅が建ち並んでいます。
播但線の起点駅である姫路駅が近畿統括本部(神戸支社)の管轄であるため、当駅が福知山支社管内では最も南にある駅である。
駅名の由来
山陽道が、姫路の町を出て京(都)に向かうことから、「京口」と名付けられた。
島式ホーム1面2線を持つ、行き違い設備を備えた高架駅。配線上は一線スルー化されておらずY字分岐となっており、上下線別で発着ホームが異なっている。
元は国鉄末期に高架化された線路下にある平屋のコンクリート造駅舎。地上駅であったが、播但線の高架化に伴い、現在の駅となった。
福崎駅管理の無人駅となっており、改札口などは残っているが、窓口はシャッターで閉鎖されている。直立式の自動券売機が改札前に設置されている。なお播但線が電化された1998年から一時期だけ駅員が配属された時期があったが、再び無人化された。
中2階のコンコースには椅子はなく空間が広がっています。
のりば
のりば 路線 方向 行先
1 J 播但線 上り 姫路方面
2 下り 寺前・和田山方面
ホームは。エレベーターなどのバリアフリー設備はありません。
高架下の駐輪場。無人駅としては利用は多く、駅前も自転車が散乱。
城下町時代の市街地からは東の外れに当たる。現在でも播但線の西側あたりがビル街と住宅地との境界である。
姫路城 - 当駅より徒歩約20分。
姫路市立城東小学校
姫路市立東光中学校
京口団地
京口ゴルフセンター
国道2号
国道312号
国道372号
姫路天満宮
淳心学院中学校・高等学校
姫路商工会議所
独立行政法人国立病院機構姫路医療センター - 当駅より徒歩約15分。
セブン-イレブン姫路京口店
バス路線
駅南西部に神姫バスの京口停留所がある。
大日東口 行・高木南口 行/姫路駅 行
姫路駅 行
兵庫県統計書によると、2015年(平成27年)度の1日平均乗車人員は1,037人である。
1898年(明治31年)2月18日 - 播但鉄道の姫路駅 - 野里駅間に新設開業。旅客と貨物の取り扱いを開始。
1903年(明治36年)6月1日 - 播但鉄道が山陽鉄道に営業譲渡。山陽鉄道の駅となる。
1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道国有化により、国有鉄道の駅となる。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。播但線の所属となる。
1911年(明治44年)7月 - 貨物の集散激増につき、周囲の土地を買収し拡張工事に着手。
12月1日 - 駅舎改築。
1961年(昭和36年)10月1日 - 貨物の取扱を廃止。
1972年(昭和47年)2月1日 - 無人化。
1984年(昭和59年)10月1日 - 高架化。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
2016年(平成28年)3月26日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
所属路線 J 播但線
キロ程 1.7km(姫路起点)
電報略号 キチ
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度- 1,037人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1898年(明治31年)2月18日
備考 無人駅(自動券売機 有)
* この間に近畿統括本部と福知山支社の境界あり(当駅から野里寄りは福知山支社管内)