アトラス(ATLAS )は、日産自動車が販売する小型および中型トラックである。
1-1.5t積クラスと2-4t積がラインナップされる。欧州と台湾、シンガポールでは1tクラスの「アトラス10」が「キャブスター」の名で販売されている。
ギリシャ神話に登場する、「地球を双肩に担ぐ大力無双の巨人」、「アトラス」から。
日産・アトラス
F24型
乗車定員 3/6人
ボディタイプ 2/4ドアトラック
エンジン 直4 2L QR20DE
直4 3L ZD30DDTi
駆動方式 FR/4WD
変速機 5AT/6AMT/5MT/6MT
全長 4,455 - 5,990mm
全幅 1,695/1,885mm
全高 1,990 - 2,175mm
ホイールベース 2,270 - 3,355mm
車両重量 1,600 - 2,300kg
3代目 F24型系(2007年-)
アトラスF24
2006年(平成18年)9月20日
キャブスターとして、まず欧州で発表。
新会社「日産ライトトラック」が世界戦略車として開発し、プラットフォームは、新開発のLDTプラットフォームが採用された。
なお、欧州仕様車は日本仕様車よりもバンパーが大型化されており、2.5 Lと3 Lのコモンレールディーゼルエンジンが搭載される。
欧州ではボルボグループのルノートラックへ「マキシティ」という名称でOEM供給されている。また、インドではLCV事業で日産と提携を結んでいるアショック・レイランドが姉妹車を「パートナー」として発表している。
2007年(平成19年)6月14日
F24型として日本で発売開始。
エンジンは新長期規制対応ディーゼルエンジンのZD30DDTi型と、ガソリンエンジンのQR20DE型を搭載。トランスミッションは最大積載量、エンジンの種類により、5速AT、5速MT、6速MT、6速AMT(機械式AT)が設定される。
従来の最大積載量は1.5 tまでであったが、このモデルより1.75 - 2 t積みも追加された。なお、1.75 - 2 t積みは、6MTおよび6AMTとディーゼルエンジンのみが組み合わされ、6MTは1.15 - 1.5 t積みには用意されていない。さらに、1.15-1.5 t車と1.75 - 2.0 t積み車は、カタログや公式ウェブサイトが別々になっている。
2007年(平成19年)7月11日
OEM車のいすゞ・エルフ100がフルモデルチェンジ。
2007年(平成19年)7月20日
OEM車の日産ディーゼル・コンドル 1.0t - 2.0t車がフルモデルチェンジ。
2009年(平成21年)7月30日
2t系シングルキャブ車に平成27年度燃費基準達成車を追加。エンジン出力特性およびトランスミッションのギア比が変更され、燃費が向上された。
2009年(平成21年)11月12日
中国で鄭州日産汽車が「NT400キャブスター」として発売を開始[1]。
2010年(平成22年)3月1日
一部改良。
サイドターンランプの形状を変更し灯火器規制に適応し、加えてキー付グローブボックスの標準装備化やセットオプションの追加を行い、仕様向上。
2010年(平成22年)8月30日
一部改良(9月15日販売開始)。
1.5 t系ディーゼル車でエンジンの燃焼効率を改善したことで、「平成27年度燃費基準」を達成。同時に全車でシートの色味やデザインも変更された。
2011年(平成23年)3月
生産委託先を、UDトラックスからオートワークス京都に変更する。
2011年(平成23年)10月27日
東京トラックショーで電気自動車「e-NT400アトラスコンセプト」を参考出品。
2011年(平成23年)11月24日
1.5 t系ディーゼル車を一部改良。
ディーゼルエンジンの低圧縮比化、コモンレール式超高圧燃料噴射システムの採用、酸化触媒及びDPF容量の拡大化などで排出ガス浄化性能を大幅に向上。これにより、「平成22年基準排出ガスPM30%低減レベル」を達成するとともに、2WD車は「平成27年度燃費基準」も達成した。併せて、一部グレードではタイヤのサイズアップなどの仕様変更を行った。
2012年(平成24年)3月2日
2t系ディーゼル車を一部改良。
エンジンの低圧縮比化、コモンレール式超高圧燃料噴射システムの改良、酸化触媒及びDPF容量の拡大化などで排出ガス性能を大幅に向上したことで「ポスト新長期排出ガス規制(平成22年排出ガス規制)」に適合するとともに、エンジンの燃焼効率の改善とトランスミッションのギア比変更により燃費も向上され、「平成27年度重量車燃費基準」を達成した。
2012年(平成24年)6月22日
一部改良。
全車でシートベルトアンカーの強化要件への対応を行い、木製荷台仕様全車で後部反射板(シール)の追加設定を行った。また、ガソリン車においては「平成27年度燃費基準+5%」達成の対象車種が拡大し、「平成27年度燃費基準+10%」達成の対象車種が新たに設定された。併せて、2 t系には標準尺・1.85 t積みダブルキャブを追加設定した。
2013年(平成25年)1月15日
「キャンターガッツ」として三菱ふそうトラック・バスへOEM供給を開始。2010年(平成22年)4月にダイムラーAGとルノー・日産アライアンスとの戦略的協力関係に基づき、ダイムラーAGのトラック事業における戦略的提携パートナーである三菱ふそうトラック・バスとの間で2012年(平成24年)11月8日に締結された商品相互供給に関する基本契約に基づいて行われるものである。
2013年(平成25年)1月25日
特装車のドライバン、冷蔵・冷凍車を一部改良。
エルグランドやスカイラインクロスオーバーなどで採用されている「アラウンドビューモニター」をトラック用に進化させた「マルチビューモニターシステム」を世界で初めて搭載。
荷台上面4ヶ所に配置されたカメラで車両周囲の様子をとらえ、運転室内上部に設置されたハイマウントモニターにその様子を映し出すことで運転シーンにおける安全確認をサポートする。ドライブモードで運転している時はルームミラーで後方を見ているのと同様の映像「ルームミラービュー」が表示されているが、リバースモードでは駐車時に最適な、車両を上方から見下ろす映像の「トップビュー」に切り替わる。また、建物の軒下との干渉を確認できる車両後部上方の映像「ルーフビュー」や車両後方障害物の確認をサポートする「リアビュー」も設定されているほか、右左折の際のターンシグナルレバー作動時には車両前部から後部までの側面周囲の映像「サイドビュー」が表示され、特に左折時の巻き込み防止に効果的である。
2013年(平成25年)6月6日
一部改良。
1.5 t系のディーゼル2WD車においてポスト新長期排出ガス規制(平成22年排出ガス規制)に対してNOxを10 %低減させたことにより、「低排出ガス車(平成21年排出ガス基準10%低減レベル)」認定を取得した。
2015年(平成27年)4月1日
一部改良。
エンジンの仕様変更やタイヤサイズの変更によりディーゼル車の燃費が向上。これにより、1.5 t系のディーゼル・4WD車が新たに「平成27年度燃費基準」を達成し、「低排出ガス車(平成21年排出ガス基準10%低減レベル)」認定を取得した。
米国政府の情報の中で、FOUOは主に米国国防総省が情報の自由法(FOIA)の2から9までの免除の対象とならない免除された非機密情報(CUI)の取り扱い命令として使用されています。2012年2月24日に公式にCUIとして統合された、厳密に分類されていない情報のための様々なサブカテゴリーの1つです。
米国国防総省
2012年2月24日、インテリジェンスディレクターは、米国防総省が使用している情報のすべてのマーキングを統合した4ボリュームのマニュアルDoD 5200.01を公表しました。「For Official Use Only」情報のマーキング、アクセス、および保護に関するさらに多くの情報があります。