リーフ(LEAF )は、日産自動車が2010年から販売している5ドアハッチバック型の電気自動車である。
リーフは2010年12月より日本およびアメリカ合衆国で販売が開始され、他にも欧州市場、中国市場などに投入されている。
2017年9月6日に、2代目へのフルモデルチェンジを発表した。
型式のZEはZero Emissonの頭文字から取られている。
初代 ZE0型(2010年-)
2009年8月に発表され、2010年12月に発売となった。日本、アメリカ、ヨーロッパをはじめ、グローバル市場に投入されており、2014年1月には世界累計販売台数10万台を[1]、2015年12月には世界累計販売台数20万台達成している。
2017年6月23日に、公式発表に先駆けて2代目リーフのティーザーキャンペーンが開始された。
プラットフォームとフロント左右ドアは初代ZE0型のキャリーオーバー。今回のフルモデルチェンジによりバッテリースペース確保を行い、更に大容量バッテリーモデルをラインナップに加える予定で、現行型と同じく2種類のバッテリー容量から選択できる。 上級仕様の新型リーフは具体的には現在のモデルの倍となる60kWh駆動用バッテリーを搭載し、 JC08モード550kmとなる予定。エントリーモデルも容量アップをし48kWh駆動用バッテリーを搭載し、JC08モード400kmとなる。また、アクセルペダルのみの操作で、発進、加速、減速、停止保持が可能な「eペダル」や、国産車初の本格的自動駐車システムでアクセル、ブレーキ、ハンドル・シフト、パーキングブレーキまでを自動制御する「プロパイロット パーキング」を搭載する。
公開前の8月5日、新型リーフの車体の画像が追浜工場よりTwitter上で流出した。すでにアカウントは削除されているが、画像を公開した人物は新型リーフの画像と共に「私は日産系の職場に勤務しているのですが、追浜工場の検査ラインで新型リーフ発見しました!」とツイートし、多く拡散された。自身の生年月日や勤務先等かなり多くの情報を公開してのリークになっているため、アカウント主の今後を心配する声も多く上がっている。
2017年9月6日にフルモデルチェンジを公式発表し、同年10月2日に日本で発売を開始することを発表したが、後に発覚した完成検査員不正問題により納期に遅れが生じている。なお、大容量バッテリーモデルの追加設定や、海外(米国・カナダ・欧州)へのデリバリーは2018年予定とアナウンスされた。
尚、日産のグローバル生産台数が2017年9月19日に1億5000万台を突破したが、その記念すべき1億5000万台目はオフラインされたばかりの当車両であった。
2018年1月9日に初代モデルを含めた全世界で約30万台の販売を発表した際に、米国とカナダは同年1月、欧州へは同年2月初旬にそれぞれデリバリーを開始することと、今後60ヶ国以上で販売する予定であることを明らかにした。
車名の由来
車名の「リーフ(LEAF)」は、英語で「葉」を意味する「leaf」が由来となっており、植物の葉が大気を浄化することから車名に選ばれた。しかし、アメリカやドイツなどでは「LEAF」という名が他社によって既に商標登録されていたため、それらの企業と交渉して商標権利を取得し、世界統一名としている。
製造国:
日本 アメリカ イギリス
販売期間 2017年-
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアハッチバック
駆動方式 FF
全長 4480mm
全幅 1790mm
全高 1540mm
ホイールベース 2700mm
車両重量 1520kg