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平成筑豊鉄道500形気動車「へいちく浪漫号」(平成筑豊鉄道400形気動車

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平成筑豊鉄道500形気動車「へいちく浪漫号」(平成筑豊鉄道400形気動車)

平成筑豊鉄道が運営する列車の車両名。レトロ調の内装で、貸切用やビール列車などのイベント用車両として運行。新型レトロ調車両500型「へいちく浪漫号」は、国・福岡県・沿線9市町村などの支援により、2008年3月に導入しました。

 導入にあたっては、車両の愛称について一般公募を行い、地域の皆様により親しみを持っていただけるものとしました。

 筑豊・京築地域の活性化につながる鉄道にふさわしく、昨年より導入を進めている400型「なのはな号」と同じく、振動・車両騒音の低減、空調の改善バリアフリースペースの設置など乗り心地の向上を目指したほか、床、手すりを木目調で仕上げた豪華な雰囲気としました。

 また、平成筑豊鉄道初となるミニテーブル付きの転換クロスシート、テレビ・カラオケなどのAV装置を設置しました。

 車両の外装は、マルーンにゴールドのラインを施したデザインとしました。

カラオケ無料!ご希望の駅から、ご希望の日に運転いたします。出発日の1ヶ月前までにお申し込み。

新型レトロ調車両500型
「へいちく浪漫号」
★貸切料金1両 約3時間コース 60,000円(税込)
宴会の舞台は、田川線と伊田線の風景です。
車窓に映る風景を満喫しながらの宴会が楽しめる。平成ちくほう鉄道の貸切列車!
目的にあわせてご利用できる。

希望の駅から、ご希望の日に運転。時間帯につきましてはご相談の上で決定。

★乗車人員 1両当たり41名
(400型の場合は最大50名様まで乗車可能)
カラオケを搭載!!同窓会、歓送迎会、お誕生会、忘年会、新年会、お花見の宴、
シルバークラブ、同好会の集いなどなど・・・企画しだいで楽しみ方いろいろ。

(2列シート・ミニテーブル) (4列シート・ミニテーブル)(4列シート・別テーブル取付)

(標準装備)
○ カラオケ(clarion HDDカラオケ 3500曲搭載)
○ ビンゴゲーム・おみくじゲーム
  ○ CD/DVDデッキあり(ディスク持ち込み可能です)
○ ワイヤレスマイク 2本搭載
○ テレビモニター 2台搭載(SHARP AQUOS)
○ ミニテーブルサイズ (48cm×12cm)
○ 別取付テーブルサイズ (84cm×24cm)

500形は車体・台車・機器などの基本構造を400形と共通とし、内外装をレトロ調とした車両で、2008年に1両 (501) が製造された。

平成筑豊鉄道400形気動車(へいせいちくほうてつどう400がたきどうしゃ)は、平成筑豊鉄道が2007年(平成19年)から2010年(平成22年)にかけて導入した鉄道車両(気動車)である。

平成筑豊鉄道の第三セクター転換開業時から使用している100形・200形・300形の取替えを目的として2007年から製造された。

新潟トランシスが製造しているNDCと呼ばれる地方鉄道向け軽快気動車で、車体長さは従来の200形、300形と同じ18m級とされ、車内はセミクロスシートとなっている。ワンマン運転に対応した構造である。

2007年4月8日に401 - 403、2008年2月23日に404・405、同年12月20日に406・407、2009年3月14日に408、同年12月14日に409・410、同年12月21日に411、2010年12月18日に412が運用を開始している。この412の製造をもって400形の製造は終了し、同車の運用開始とともに300形以前の車両はすべて定期運用を終了した。

いずれも伊田線、糸田線、田川線で運用されている。

トイレの有無の差はあるものの、ほぼ同型の車両が錦川鉄道や肥薩おれんじ鉄道などで使用されている。


車体
普通鋼製車体で、車体形状は2004年に導入された肥薩おれんじ鉄道HSOR-100形に類似し、前面には貫通扉を設けている。前面左右の窓の上部に前照灯と尾灯を1個ずつ設置しており、貫通扉の上部にLED表示式の行先表示器を設けている。側面は両端部に引き戸の出入口扉を設け、側窓は固定式としている。

車体塗装は従来車両と異なる。401 - 407は黄色地に青色・緑色・空色の斜めのストライプを入れた塗装となっており、「なのはな号」の愛称が付けられている。黄色は沿線の菜の花を表し、青色・緑色・空色は水・緑・空を表している。408は平成筑豊鉄道のマスコットキャラクター「ちくまる」をテーマとしたラッピング車両「ちくまる号(ブルー)」となっている。409は沿線の行橋市にあるゆめタウン行橋の広告ラッピングを施した「ゆめタウン号」、410は石炭産業全盛期の筑豊の風景を描いた「炭都物語号」となっている。411は408と同様「ちくまる」を描いたラッピング車両であるが、デザインと地色は408と異なり「ちくまる号(グリーン)」の愛称が付けられている。412は100形と同様の旧標準色を施した。

台車・機器
エンジンは出力(330PS/2000rpm)、直列6気筒横形ディーゼルエンジンのコマツ製SA6D125で、台車は動台車2軸駆動方式のボルスタレス空気バネ台車となっている。

なお、400形同士や500形との連結はシステム上は最大6両までできるが、100形・200形・300形との総括制御はできない。

車内
座席は両側に二人掛けの座席を向かい合わせに配置した固定クロスシート(ボックスシート)を1組ずつ(計8席)設置しているほかはすべてロングシートとなっている。運転室は従来車両と同じく半室式で、運転室脇には運賃箱を設置し、運転室の横のスペースはバリアフリースペースとなっている。車内にトイレは設置されていない。なお、410のクロスシートは撤去された。

運転装置は列車情報制御装置TICSを装備したワンハンドルマスコンとなっている。

冷暖房装置として、機関直結方式の冷房装置と、温水温風ファン方式の暖房装置を備える。

製造所 新潟トランシス
主要諸元
最高速度 95 km/h
車両定員 119人(101人)
座席定員48人(41人)
自重 31.5t(30.5t)
車体長 18,500 mm
車体幅 3,188 mm
車体高 4,038 mm
機関 コマツSA6D125
機関出力 330PS (2000rpm)
変速機 TACN-22-1612B
制動装置 電気指令式・直通空気ブレーキ
備考 ( )内は500形のデータ


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