竹田駅(たけだえき)は、兵庫県朝来市和田山町竹田字中町西側にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線の駅である。旧和田山町の南に位置し、駅裏手の山には、中世の山城としては日本屈指の規模を誇る竹田城址があります。
特急「はまかぜ」のうち、1号・4号が通年停車するほか、竹田城址の開山時期には3号・6号が臨時停車する。また、臨時列車「天空の城 竹田城跡号」も停車する。
駅構造:白壁の木造駅舎です。観光案内所が入居しています。
単式ホーム2面2線を持ち、交換設備を備えた地上駅。
かつては単式・島式の複合型2面3線のホームを有していたが、現在では中央の1線が外されて、2面2線となっている。
一線スルーではなくY字分岐の配線で、ホームは上下線で別になっている。委託の窓口が営業しています。
重厚な造りの木造瓦葺きの駅舎が、現役で使われ続けている。その駅舎は元々単式であった寺前方面行きホーム側にあり、反対側の和田山行きホームへは跨線橋で連絡している。なお、簡易委託駅(福崎駅管理)のため、早朝と夕方以降は無人となる。
のりば
のりば 路線 方向 行先
1 J 播但線 上り 寺前・姫路方面
2 下り 和田山方面
古いながらよく手入れされている駅舎内の待合室には造り付けの長椅子が設置され自販機やコインロカーもあります。
駅周辺
立雲峡
竹田城跡
円山川
国道312号
但馬銀行竹田支店
但馬信用金庫竹田支店
俵米神社
金梨山
寺町通り
えびす橋
路線バス
全但バス
山口・生野駅裏・建屋
和田山駅・八鹿駅
和田山病院
竹ノ内・白井
天空バス(山城の郷・竹田城跡)
かつては急行「但馬」の一部が停車しており、同列車の廃止後は長らく普通列車のみの停車となっていたが、竹田城跡への観光客増加により2012年度より竹田駅の利用客が増加していることから、2013年4月27日から6月30日までの土日祝日に特急「はまかぜ」が下り2本、上り1本臨時停車することとなり、臨時停車と同時に全但バスが周遊バス「天空バス」の運行を始めることとなった。
その後も利用が好調なことから、現在では竹田城跡山開きに合わせて3月下旬から11月末まで毎日、特急「はまかぜ」1号・3号・4号・6号の臨時停車と「天空バス」の運行が実施されており、2015年からは和田山 - 寺前駅間で観光列車「天空の城 竹田城跡号」が運行開始され当駅に停車する。前述のように、2016年春のダイヤ改正からは、「はまかぜ」1号・4号が通年停車となり、引き続き「はまかぜ」3号・6号の臨時停車も継続されている。
利用状況
「兵庫県統計書」によると、2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は173人である。
1906年(明治39年)
4月1日 - 山陽鉄道の新井駅 - 和田山駅間の延伸と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
12月1日 - 国有化により官設鉄道の駅となる。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。播但線の所属となる。
1963年(昭和38年)3月1日 - 貨物の取扱を廃止。
1973年(昭和48年)4月1日 - 無人化。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
2016年(平成28年)3月26日 - はまかぜ1号、4号が竹田駅に通年で停車を開始し初めて定期運転の特急停車駅となった。
所属路線 J 播但線
キロ程 59.9km(姫路起点)
電報略号 ケタ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 173人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1906年(明治39年)4月1日
備考 簡易委託駅