新井駅(にいえき)は、兵庫県朝来市新井字中川原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線の駅である。
旧朝来町の代表駅で、かつては急行も停車する主要駅でしたが、現在優等列車の停車はなく、利用客は通学の高校生が主力のローカル駅となっています。
かつては隣駅の生野駅と並んで急行「但馬」の停車駅であったが、廃止後は、優等列車通過駅となった。生野駅と竹田駅が特急「はまかぜ」の停車駅に昇格したのとは対照的である。
えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインにある「新井駅 (あらいえき)」が信越本線に属していた時にはこれと区別するため、当駅発着の乗車券には「(播)新井」と表記していた。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持ち、交換設備を有する地上駅。古い木造駅舎は和田山方面行きホーム側にあり、反対側の寺前方面行きホームへは跨線橋で連絡している。
駅舎の壁の丸窓などハイカラな造りがみられます。福崎駅管理の簡易委託駅で、早朝と夕方以降は無人となる。かつて2面3線を有していたが、1線は撤去された。
駅舎と1番ホームの上屋には「明治34年8月」表記の建物財産標が付けられている。2000年当時、山陽鉄道の社紋の入った瓦が駅舎に使われていた。
当初は単純な切妻屋根だったが、1937年(昭和12年)の改修で現在の姿になった。切符売場、券売機は未設置で、委託の窓口が営業しています。
のりば
のりば 路線 方向 行先
1 J 播但線 下り 和田山方面
2 上り 寺前・姫路方面
待合室には少数の椅子、ゴミ箱、壁にはポスターが貼られています。
駅前には広いスペースがありタクシーが常駐しています。
駅周辺
朝来市役所朝来支所
国道312号
道の駅フレッシュあさご(Asago)(当駅から全但バス伊由市場経由和田山病院行きに乗車、「道の駅あさご」バス停下車、またはタクシー利用)
あさご芸術の森(タクシーで10分)
あさご芸術の森美術館
バス
全但バス
特急バス 大阪 - 湯村温泉 浜坂駅 ・ 神戸 - 城崎温泉間
生野駅裏行
和田山駅・八鹿駅行
神子畑行
建屋・(建屋)経由八鹿駅行
アルバ・和田山病院行
「兵庫県統計書」によると、2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は132人である。
1901年(明治34年)8月29日 - 播但鉄道が生野駅から延伸し、その終着駅として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
1903年(明治36年)6月1日 - 播但鉄道が山陽鉄道に営業譲渡。山陽鉄道の駅となる。
1906年(明治39年)
4月1日 - 山陽鉄道が和田山駅まで延伸。途中駅となる。
12月1日 - 国有化により官設鉄道の駅となる。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。播但線の所属となる。
1980年(昭和55年)4月1日 - 車扱貨物の取扱を廃止。有蓋車用の貨物ホームが設置されていた。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
所属路線 J 播但線
キロ程 51.9km(姫路起点)
電報略号 ニイ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 132人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1901年(明治34年)8月29日
備考 簡易委託駅