河内堅上駅(かわちかたかみえき)は、大阪府柏原市大字青谷にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線の駅である。
駅番号はJR-Q29。「大和路線」の愛称区間に含まれている。府県境の人口希薄地帯の立地で、大和路線区間の駅では一番利用客が少ない。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅舎は開業以来の古い木造駅舎です。分岐器や絶対信号機がない停留所に分類される。
ホーム有効長は6両編成分。王寺方面行きホームに接して駅舎があり、反対側の天王寺方面行きホームへは跨線橋で結ばれている。トイレは汲み取り式である。
八尾駅が管理し、ジェイアール西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅である。早朝・夜間時間帯(17時から翌日8時)は無人となる。
みどりの窓口が設置されていない駅でもあり、窓口での発券はPOS端末にて行われている。
簡易型自動改札機が設置されており、ICカード乗車券「ICOCA」が利用可能。切符売場にタッチパネル式の券売機が1台。
改札口では簡易型の改札機が2台。頭上にはLED式の発車案内が設置されています。
のりば
のりば 路線 方向 行先
1 Q 大和路線 上り 王寺・奈良・高田方面
2 下り 天王寺・JR難波・大阪方面
ホーム間は屋根無しの跨線橋で結ばれています。
駅周辺
駅前の道路は細く秘境駅の様相です。
大和川沿いの土手に面している天王寺方面行きホームには多くの桜が植えられており、桜の咲く季節には夜間にライトアップされている。
1970年代半ばまで、大和川対岸の砕石工場からベルトコンベアで運ばれた砕石の積載用施設があり、本線に渡り線と引込み線もあって入換作業も行われていた。コンベアの支柱コンクリートが遺構として長年放置されていたが、2008年(平成20年)4月に撤去作業が行われた。
なお三郷駅と当駅の間には、稲葉山仮停車場(王寺駅から路線延伸した際の暫定的な終着)と亀瀬仮停車場(柏原駅から路線延伸した際の暫定的な終着)が、奈良・湊町間全通までの間、それぞれ存在していた。
利用状況
大阪府・奈良県境の山間部に駅があるため、利用客数は少ない。
1911年(明治44年)11月5日 - 日本国有鉄道関西本線の王寺駅 - 柏原駅間に、当駅の前身である青谷信号所を開設。
1922年(大正11年)4月1日 - 青谷信号場に改称。
1927年(昭和2年)4月19日 - 旅客駅に格上げする形で、河内堅上駅として開業。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
1988年(昭和63年)3月13日 - 路線愛称の制定により、「大和路線」の愛称を使用開始。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
2009年(平成21年)10月4日 - 大阪環状・大和路線運行管理システム導入。
2018年(平成30年)3月17日 - 駅ナンバリングが導入さ
駅番号 JR-Q29
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 Q 関西本線(大和路線)
キロ程 154.0km(名古屋起点)
加茂から33.1km
電報略号 カチ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 386人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1927年(昭和2年)4月19日
備考 業務委託駅
POS端末設置