鳥取大学前駅は、駅名の通り、鳥取大学鳥取キャンパスの目の前に位置しており学生を中心に終日多数の利用客で賑わいます。快速・特急列車の停車駅でもあります。鳥取空港の最寄り駅でもありますが、こちらの利用はそれほど多くなさそうです。
2010年3月のダイヤ改正より特急列車4往復が、さらに2011年3月改正では特急列車下り7本、上り6本の計13本(6.5往復)が停車するようになった。快速列車は日中は全て停車するものの、深夜帯の上り列車1本が通過となる。米子や倉吉からの通学の利便を図るために特急列車を停車させるので、停車する特急列車は「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」のみで、同線を通る「スーパーはくと」(臨時列車以外)は通過する。
大学入試センター試験および鳥取大学の入学試験の日には鳥取駅から当駅始終着の臨時列車が設定されるが、当駅はホームが1面1線しかなく、隣の末恒駅は一線スルーではない相対式ホーム2面2線で折り返しができないため、宝木駅まで回送して折り返す。米子方面から鳥取大学前終着の臨時列車の場合は鳥取駅まで回送される。かつては当期間中に、当駅を発着する臨時特急「ビクトリーはくと」・「ビクトリーいなば」が運転されていた。
定期列車の増発により臨時列車の運行が困難なことから、当駅始発の臨時特急は一旦廃止されたが、2011年には「ビクトリーはくと」が当駅始発で運行されている。鳥取県鳥取市湖山町南五丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
バスのりばは駅東側の道路上に鳥大前(とりだいまえ)バス停があり、日ノ丸自動車により運転されています。駅周辺は整備され大きなマンション、コンビニなどが目立ち学生の町らしく、新しい店やアパートなどが多い立地です。
米子方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。地上駅ではあるが地形の都合上、ホームは駅舎より1段下にあるため、改札からホームへは階段またはスロープで下りるようになっています。切り通しにあるホームです。駅舎はガラス張りの大きな吹き抜けを持つ、打ち放しのコンクリート駅舎です。きっぷ売り場では券売機は1台。みどりの窓口を併設した直営駅(鳥取鉄道部管理)ですが、早朝と夜間に窓口が無人となります。天井が高く開放感のある待合室には自販機、掲示板、パンフ、椅子と窮屈な感じです。改札外に男女別の水洗式便所が設置されています。改札口にはラッチが設置されず開放的です。堀割にあるホームには階段とスロープで連絡します。駅前にロータリーがあります。
1995年(平成7年)7月27日 - JR山陰本線の湖山駅 - 末恒駅間に新設開業。
2010年(平成22年)3月13日 - この日のダイヤ改正から特急列車(一部)の停車駅となる。
電報略号 トタ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度- 2,104人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1995年(平成7年)7月27日
備考 直営駅
みどりの窓口 有