バケットローダは、陸上自衛隊の施設科の装備。別名「ホイールローダー」。
民生品の流用であるため、オリーブドラブ色である以外に市販のものと変更点は無い。そのため市販の製品がモデルチェンジを行えば陸上自衛隊のローダーもその年の納入分からモデルチェンジする。
土砂の積み込み、掘削、整地、牽引、除雪などさまざまな役割を果たす。なお除雪の場合はアタッチメントをバケットからブレードに変更する。
市街地戦闘訓練や創立記念行事での訓練展示において、バケット部分に普通科隊員が乗車し、建物の2階や3階から突入する奇抜な作戦が公開された事もある。市街戦などにおける普通科隊員の戦闘支援という使い方もあるようです。
全長 7,045〜7,160mm(バケット地上)
全幅 2,450mm(バケット幅)
全高 4,855〜4,955mm(バケット最高)
全備重量 10,420〜10,810kg
掘削深さ 315〜315mm(10°前後)
バケット容量 1.5〜1.6�(平積) 1.7〜1.9�(山積)
最高速度 38km/h
登坂能力 tanΘ約58%
最小回転半径 5.2m
定格出力 120PS
(データは一例。他多数のバリエーションあり)
製作 川崎重工、新キャタピラー三菱、小松製作所、神戸製鋼所