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JR九州821系電車

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JR九州が「(電化区間における)次世代車両」として2018年1月26日に発表した近郊型交流電車。


駆動システムの主回路にフル炭化ケイ素 (SiC) 素子を使用して、415系に比べて電力量を約70%低減。主変換装置 (CI) や補助電源装置 (SIV) の冗長性設計により安全・安定輸送の確保を目指した。

インテリアでは、座席はオールロングシートであり、車いす等のためのスペースを編成あたり2箇所確保。一人あたりの座面幅を広げ、出入り口の足下ライトやスマートドア(半自動ドア)、マルチサポートビジョンの採用により利用者への優しさを目指した。なお、フルカラーLEDの方向幕が採用されている
2018年2月20日に3両編成2本が甲種輸送された。

特長
○ やさしい
■ お客さまサービスの充実
・一人あたりの腰掛座面幅を拡大
・出入り口に足元のホームを照らす照明の設置
・室内にダウンライトタイプのLED照明の採用
・スマートドアの採用
・4ヶ国語対応の案内表示器の設置
(マルチサポートビジョン(車内)、行先案内表示器(車外))


○ 力持ち
■ 安全・安定輸送の追及
・台車個別制御ブレーキシステムの採用
・車両・地上設備の状態を把握する状態監視システムの搭載
■ 機器の共通化によるコストの低減
・空調装置やブレーキ装置等の機器の共通化によるコストの低減
2、821系近郊型交流電車の特長


○ やさしい
■ お客さまサービスの充実
・車イスやベビーカーのためのスペースを1編成あたり2箇所設置


■ 環境負荷の低減
・フルSiCを採用した主回路システムの搭載による電力消費量の低減


○ 力持ち
■ 安全・安定輸送の追及
・主変換装置(CI)や補助電源装置(SIV)の冗長性(信頼性)による
安全・安定輸送の確保。

基本仕様
821系
編成 3両編成
定員(うち座席) 407 名(137 名)


設計最高速度 120km/h
駆動システム モーター
給電方式 架線給電


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