三雲駅(みくもえき)は、滋賀県湖南市三雲荒川にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)草津線の駅である。前駅貴生川から京都方面への通勤通学客が多い駅です。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で、交換可能駅である。現在の駅舎は3代目で、2017年(平成29年)築である。両乗り場ともに8両編成まで停車が可能であるが、橋上駅舎化と同時に行われたホームの嵩上げは一部のみとなっており、ホームの中間部がスロープ状になっている。
自動改札機は簡易式のものを3台、自動券売機は高額紙幣が使えないタッチパネル券売機1台を備えており、トイレは改札外のみ設置されている。
駅前広場は大変狭く、朝夕は送迎の自家用車やコミュニティバス(湖南市および隣接する甲賀市が運行)で大変混雑していたが、駅南側に仮ロータリーが整備されたのに伴い、2016年3月からは一般車進入禁止となり、さらに橋上駅舎化と同時にバス乗り場も北口から南口仮ロータリーに移設された。
かつては当駅と近江八幡駅・三重県の亀山駅を結ぶJRバスが運行されていたが、2005年までに全て廃止されコミュニティバスに置き換えられている。 草津駅が管理し、ジェイアール西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅であるが、みどりの窓口が設置されている。ICOCA利用可能駅。
草津方面停車ホームの南側に引込み線があり、保線車両が使用する。
現在、湖南市東部の都市基盤整備の一環として当駅周辺の再開発工事が進められており、最終的には駅南北に駅前広場が整備される予定である。
のりば
のりば 路線 方向 行先
1 C 草津線 上り 貴生川・柘植方面
2 下り 草津・京都方面
駅周辺
周辺は住宅が多い。国道1号線沿いを中心に商業施設も多い。また、市が管理する駐輪場があり、無料で利用できる。駅北側にコインパーキングエリアが開設されている。
甲西三雲郵便局
滋賀県道13号彦根八日市甲西線
天保義民の丘(近江天保一揆)
カインズモール甲賀店
滋賀銀行
天壇三雲店
さと三雲店
平和堂甲西店
東陶滋賀工場
王将三雲店
ホテル三雲
湖南工業団地
市立三雲東小学校
公立三雲保育園
三雲まちづくりセンター
妙感寺
サテライト湖南コスモス(競輪の場外車券売場)
1889年(明治22年)12月15日 - 関西鉄道の創業路線である三雲駅 - 草津駅間開業により、その終着駅として設置。
1890年(明治23年)2月19日 - 関西鉄道が柘植駅まで延伸し、途中駅となる。
1907年(明治40年)10月1日 - 関西鉄道国有化により、日本国有鉄道の駅となる。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。草津線の所属となる。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
2017年(平成29年)4月8日 - 橋上駅舎および南北自由通路が使用開始。
三雲駅
所在地 滋賀県湖南市三雲荒川457
北緯34度58分59.68秒
東経136度7分3.02秒
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 C 草津線
キロ程 20.5km(柘植起点)
電報略号 ミモ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 1,964人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1889年(明治22年)12月15日
備考 業務委託駅
みどりの窓口 有