ハローキティ新幹線
2018年6月30日より運行を開始した、サンリオのキャラクター「ハローキティ」とのコラボレーション企画による編成。ハローキティと新幹線という組み合わせに、JR西日本社内では反対する声も一部上がったものの、賛成する声が大半を占め、サンリオ側も山陽新幹線が走行するエリアを中心に8府県をハローキティで盛り上げるというスケールの大きさに「光栄です」と、まったく異論はなかった。
車両デザインはサンリオとJR西日本との共同で実施され、前述のエヴァ新幹線が運行を終了した2018年5月末より改造が行われた。外観は白をベースカラーとし、窓沿いにピンクのリボンをまとったものとされた。
1号車はフリースペース「HELLO! PLAZA」として、山陽新幹線沿線及び山陰の8府県(大阪府・兵庫県・鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・福岡県)を期間限定の入れ替え制で紹介するコーナーとしており、運行開始時は「山陰デスティネーションキャンペーン」に合わせ、鳥取県と島根県のご当地「ハローキティ」と地域紹介を掲示する。また、物販カウンターが設けられ、ハローキティの限定グッズや地域の特産品が購入できる。2号車は特別内装車「KAWAII! ROOM」として、フォトスペースが設けられる他、枕カバーや日よけなどにハローキティがちりばめられたデザインとなっている。
地域を「つなぐ」「結ぶ」という思いが詰まったリボンをモチーフにデザイン。
先頭車両(1・8号車)では制服を着たハローキティのイラストがお出迎え。
各号車には、地域限定デザインのハローキティがお目見え。
1号車は、いろんな地域の魅力と触れ合える 特別な展示スペースに。
2号車は、みんなが楽しめるよう、 おしゃれにかわいく飾りつけられている。
フォトスポットでは、新幹線の旅の思い出をハローキティといっしょに撮れる。
2号車は、みんなが楽しめるよう、 おしゃれにかわいく飾りつけられている。
フォトスポットでは、新幹線の旅の思い出をハローキティといっしょに撮れる。
ハローキティ新幹線の運行は海外メディアでも報じられ、報道公開の模様を、仏女性ファッション誌「ELLE」のウェブサイトが「これだけはいつか乗りたい」と写真付きで紹介したほか、英公共放送のBBCも男性ニュースキャスターが興奮ぎみに報じている。
ハローキティ新幹線に乗るには?
きっぷ※のみでご乗車が可能。
自由席もあります!きっぷは当日購入も可能!
※特急券と乗車券のきっぷが必要。
※2号車KAWAII! ROOMは自由席。
※1号車HELLO! PLAZAにも、自由に入退場できる。