二条駅(にじょうえき)は、京都府京都市中京区西ノ京栂尾町(にしのきょうとがのおちょう)にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・京都市交通局(京都市営地下鉄)の駅である。JR西日本の駅番号はJR-E04、京都市営地下鉄の駅番号はT15。
概要
JR西日本の山陰本線(「嵯峨野線」の愛称区間に含まれている)、京都市交通局の京都市営地下鉄東西線の2路線が乗り入れ、接続駅となっている。地下鉄の駅には「T15」、JRの駅には「JR-E04」の駅番号が与えられている。
切符売場の券売機は4台。改札口の改札機は5台。ホームは幅は広い。
地下鉄の駅ではPiTaPaと「スルッとKANSAI」対応各種カード、「トラフィカ京カード」の利用エリアにそれぞれ含まれている。
島式ホーム1面2線の地下駅である。東西線の駅は駅ごとにステーションカラーが制定されており、当駅のステーションカラーは■山吹色である。
のりば
のりば 路線 方向 行先
1 T 東西線 下り 太秦天神川行き
2 上り 烏丸御池・六地蔵/びわ湖浜大津方面
駅周辺
従来のJR駅は東の千本通側のみの出入り口であったが、地下鉄東西線開通および山陰本線(嵯峨野線)の高架化以降は西側も整備され、近年は西口にも路線バスやタクシーが乗り入れている。また、駅周辺は京都市の副都心となりつつある。
千本通が駅東側を南北に走る。また、東西方向の御池通は当駅東側で行き止まりとなり、一本北の交差点にずれて再び西へ通じているため、自動車はいったん駅北側へと迂回するような線形になっている。駅東側は千本通、御池通沿いを中心に多くの商店がある。西側は西大路通に至るまで住宅地と中小の工場の密集地帯である。駅の北西に二条自動車教習所がある。隣の円町駅までは、山陰本線高架化に伴う道路整備により、側道を歩いて行くことができる。(山陰本線の高架化並びに御池通の拡張が行われるまで東西方向への移動の為には駅を大きく迂回する必要があり北は旧二条通、南は三条通まで迂回が必要であった。高架化が完了するまで千本三条交差点の西側は線路の下をくぐるアンダーパスであったが現在は埋め戻されて三条通は平坦化している。
1997年(平成9年)10月12日 - 【地】京都市営地下鉄東西線の二条駅が開業。当時は終着駅であった。
2000年(平成12年)9月23日 - 【JR】当駅 - 花園駅間が複線化される。
2003年(平成15年)11月1日 - 【JR】ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
2006年(平成18年)4月1日 - 【JR】JR貨物が貨物の取り扱いを廃止する。
2007年(平成19年)4月1日 - 【地】ICカード「PiTaPa」の利用が可能となる。
2008年(平成20年)1月16日 - 【地】京都市営地下鉄東西線が当駅から太秦天神川駅まで延伸され、途中駅になる[3]。
2010年(平成22年)1月31日 - 【JR】丹波口駅 - 当駅間が複線化されるとともに、交換設備を廃止する。
2018年(平成30年)3月17日 - 【JR】駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
京都市営地下鉄 二条駅
Nijo
◄T14 二条城前 (0.8km)(1.1km) 西大路御池 T16►
所在地 京都市中京区西ノ京栂尾町3
北緯35度0分42.76秒
東経135度44分28.73秒
駅番号 ●T15
所属事業者 京都市交通局(京都市営地下鉄)
所属路線 東西線
キロ程 15.1km(六地蔵起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度- 20,048人/日
-2017年-
開業年月日 1997年(平成9年)10月12日