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西院駅 京福電気鉄道

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西院駅 京福電気鉄道
西院駅は、京都府京都市にある阪急電鉄・京福電気鉄道の駅。阪急京都本線との乗換駅です。

駅名の漢字による表記は同じだが、阪急が「さいいん」、京福が「さい」と読む。


概要
阪急京都本線と京福嵐山本線の2路線が乗り入れ。阪急の駅は地下にあり、その地上付近に京福の駅がある。

利用可能な鉄道路線
阪急電鉄
京都本線(さいいん、駅番号「HK-83」)
京福電気鉄道
嵐山本線(さい、駅番号「A2」)


駅名
かつて所在地一帯は淳和院が置かれていた地域だが、淳和院の別称である西院が地名となり、駅名に採用されている。現在の地名の読みは「さいいん」である。小沢嘉三『西院の歴史』(西院の歴史編集委員会、1983年)によると、元来は「さいいん」と読み、平安時代から鎌倉時代(12 - 13世紀頃)の文書では「さいゐん」であり、弘安10年(1287年)の文書に初めて「さゐ」の呼称が出現しており、なまって「さい」と呼ぶようになったのではないかと考察されている。江戸時代のこの一帯の名は「西院(さい)村」。戦国時代に記された上杉本洛中洛外図屏風にも、この付近にあった西院城(西院小泉城)が「さい(こいずみ)のしろ」と明記されている。また近代に入っても、地元の発音は依然として「さい」が使われていた。近代に入り、地元民の呼称とは別に、当時の自治体名(西院村)の読み方は「さいいん」で、軍隊では点呼の際に「さいいん」と呼ぶことが厳命されるなど、公称としては「さいいん」が優位になり、1934年に京都府の告示により正式に「さいいん」が公称化された。また、公的文書による裏付けはないものの、京福の駅名は当初「さいん」であったものが1933年(昭和8年)頃に「さい」に変更した、という地元在住者による証言を収録した書籍もある。

京福電気鉄道
相対式2面2線のホームを有する地上駅。嵐山・帷子ノ辻方面のりばは阪急の北改札口に、四条大宮行きのりばは阪急の南改札口に直結している。従来の乗り継ぎは、元々あった西改札口から四条通を北に約260メートル歩くなどして約5分ほどかかっていた。トイレは設置されていない。

当駅より北に50メートル程進んだところには車庫があり、早朝・深夜を中心に当駅を始発・終着とする列車が設定されている。

駅近くの四条通と交差する踏切は第3種に分類されるもので、遮断機がない(京阪神地区で唯一現存しているタイプ)。警報機も電鐘式である。駅舎なない無人駅で、両ホームにはスロープで連絡します。

のりば
(南側) ■嵐山本線(下り) 嵐山・ 帷子ノ辻方面
(北側) ■嵐山本線(上り) 四条大宮行き
早朝に設定されている当駅始発の嵐山行きと北野白梅町行きは、配線の関係で本来は四条大宮行きとなる北側の上りホームから逆線発車する。四条通北側には車両基地が併設されています。

駅改良工事
地上で京福が通る部分の地下に阪急の北・南改札口を新設し、京福の四条大宮方面ホームを直結させ、さらに新設の改札付近に京福の嵐山方面ホームを移設し直結させる計画と、既存の阪急改札口を改修して新たに駅ビルを設置する計画が発表された。工事は国土交通省の鉄道駅総合改善事業における「形成計画事業」として行われ、事業主体は京都市・阪急・京福らの法定協議会『西院駅周辺地域整備協議会』となり、2015年度に着工され2017年3月25日に使用開始した。


京福西院(さい)駅
さい
Sai
◄A1 四条大宮 (1.4km)(0.6km) 西大路三条 A3►
所在地 京都市中京区壬生仙念町16番地
北緯35度0分12.19秒
東経135度44分1.85秒
駅番号 ●A2
所属事業者 京福電気鉄道
所属路線 ■嵐山本線
キロ程 1.4km(四条大宮起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度- 5,507人/日
-2017年-
開業年月日 1910年(明治43年)3月25日


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