揖斐駅(いびえき)は、岐阜県揖斐郡揖斐川町脛永字山王元434にある養老鉄道養老線の鉄道駅である。駅は市街地中心から大きく外れた立地です。路線終端駅。
駅構造
単式1面1線の地平駅。古い大きな木造駅舎です。駅前広場も整備されています。
広い待合室があり造り付けの長椅子が設置されています。改札口にはラッチ。
以前は広大な構内で、貨物輸送のため複数の線路があった。列車別改札を実施している。
駅営業面
有人駅。
きっぷうりば(出札窓口)があり、往復乗車券、回数乗車券、定期乗車券(養老鉄道線内相互間)を発売している。簡易型の券売機が1台。
駅周辺
揖斐川町の中心部は脛永橋で粕川を渡り、さらに揖斐川を渡ったところにある。
かつては中心部まで東から名鉄揖斐線(2005年4月1日廃止)が伸びていて、本揖斐駅(黒野駅 - 本揖斐駅間は2001年10月1日廃止)が置かれていたが、現在は当駅が町の玄関口となっている。
駅には駐輪場があります。
国道417号
バス
駅前には近鉄揖斐駅バスのりば(きんてついびえきバスのりば)がある。揖斐川町コミュニティバスが乗り入れる。2006年(平成18年)10月1日より、名阪近鉄バスの揖斐郡揖斐川町及び大野町の一部路線が揖斐川町コミュニティバスに移管される(名阪近鉄に運行委託)。この日から、名阪近鉄・大垣揖斐線の池田町役場 - 近鉄揖斐駅の区間が廃止されたため、近鉄揖斐駅バスのりばに乗り入れるのは揖斐川町コミュニティバスのみとなる。
揖斐黒野線:大野バスセンター行(旧名鉄揖斐線の代替バス)
揖斐川北部線:広瀬・道の駅星のふる里ふじはし行、東津汲行、北方平行
揖斐町線:本揖斐行
横蔵線:横蔵行、谷汲山行
春日線:美束行、古屋行、川合行
その他
2007年(平成19年)9月30日までは、営業上近鉄で最も北に位置する駅であった。この駅から、京都駅までの片道運賃が最も高く(生駒鋼索線を除く)、3,000円を越えていた。
歴史
1919年(大正8年)4月27日:養老鉄道(旧)池野 - 揖斐間延伸時に開業。
1922年(大正11年)6月13日:合併により揖斐川電気の駅となる。
1928年(昭和3年)4月6日:鉄道事業譲渡により養老電気鉄道の駅となる。
1929年(昭和4年)10月1日:合併により伊勢電気鉄道養老線の駅となる。
1936年(昭和11年)5月20日:分離譲渡により養老電鉄の駅となる。
1940年(昭和15年)8月1日:合併により参宮急行電鉄の駅となる。
1941年(昭和16年)3月15日:大阪電気軌道との合併により関西急行鉄道の駅となる。
1944年(昭和19年)6月1日:南海鉄道(南海電気鉄道の前身)との合併により近畿日本鉄道の駅となる。
2007年(平成19年)10月1日:近畿日本鉄道からの経営分離に伴い、養老鉄道(新)の駅になる。
揖斐駅
いび
IBI
◄美濃本郷 (2.3km)
所在地 岐阜県揖斐郡揖斐川町脛永字山王元
北緯35度28分13.01秒
東経136度34分20.36秒
所属事業者 養老鉄道
所属路線 養老線
キロ程 57.5km(桑名起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度- 1,478人/日
-2015年-
開業年月日 1919年(大正8年)4月27日
備考 終日駅員配置