吉富駅は、福岡県築上郡吉富町大字広津にある周辺は吉富町の中心部。住宅地の中にある駅です。駅の西方で渡る山国川の対岸が中津市で、大分県となります。1995年開設の新しい駅で、三毛門に代わって福岡県最東端の駅となりましたが、東隣の中津とも1.8kmと至近に位置します。
九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅。吉富町には日豊本線が通過するだけで駅がなかったので地元では待望の新駅開業となりました。
築堤上に8両編成が停車可能な有効長165mの相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ホーム全体がカーブしている。開業当初からの半円状の形態を有する駅舎がある。駅舎は吉富町の施設「ふるさとセンター」と合築である。駅前には駐車場が整備され、パークアンドライドの拠点として機能しています。駅前駐輪場も駐車場同様、大変よく整備されいます。
九州交通企画が駅業務を行う業務委託駅。改札は行っていません。POS端末を備えるため窓口で乗車券や自由席特急券などに限り購入が可能である。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取り扱いを行う。自動券売機設置(オレンジカード使用不可)。出札窓口向かいのコミュニティ施設が事実上、待合室として機能されています。
のりば
1 ■日豊本線(下り) 中津・宇佐方面
2 ■日豊本線(上り) 行橋・小倉方面
上りホームへの通路は路線の築堤下をくぐります。水路共用ですが、水路が高い位置にあります。後発駅らしい狭い簡易ホームです。ホーム上屋は上下ホームともホームのごく一部にしかありません。
京都府(山陰本線)に同名の駅が存在する為、駅名を「豊前吉富駅」にする案もあった。1989年(平成元年)3月11日のダイヤ改正で開業を見込んでいたが、町議会での反対に遭い頓挫。結局開業は1995年(平成7年)になった。当駅開業以前の吉富町の最寄駅は、豊前市にある三毛門駅または大分県中津市にある中津駅だった。
1995年(平成7年)4月20日 - 開業。
2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
電報略号 ヨト
駅構造 地上駅(盛土上)
ホーム 2面2線
開業年月日 1995年(平成7年)4月20日
備考 業務委託駅
神相撲
八幡古表神社に伝わっている傀儡子とそれを操っての傀儡子の舞(細男舞)と神相撲は、古表神社の長い歴史と共に特色ある民俗文化として今日まで伝承してきています。
鎌倉時代から始まり、その後、継続的に行われましたが、昭和の初期に本格的に復元され現在は、この貴重な文化財を途切れることなく後世に伝えるため細男舞・神相撲保存会により伝承活動が行われています。
現在は4年に1度の放生会で奉納され、昼間は沖合に繰り出した船上で一部が披露され、夜は八幡古表神社境内の神舞殿で、およそ1時間半にわたって披露されます。 八幡古表神社の傀儡子は昭和31年4月に国の重要有形民俗文化財の指定を受けています。また、日本各地に現存する人形芝居の源流といわれる細男舞・神相撲も昭和58年1月に、国の重要無形民俗文化財に指定されています。