神鉄道場駅(しんてつどうじょうえき)は、兵庫県神戸市北区道場町日下部字尼ヶ谷742-1にある、神戸電鉄三田線の駅。駅番号はKB26。標高は164m。神戸市最北端の駅である。
なお、JRに同名の道場駅があるが、当駅とは約4km離れている別の駅である。大規模ニュータウンが立地し、通勤通学利用で朝夕は賑わう駅です。
駅構造
単式1面1線のホームを持つ橋上駅だが、駅自体が高台のへりに位置しており、高台にある西側の住宅地やバス停へは橋上駅舎から直接階段を登っていくようになっている。
複線化を見据え、ホームは将来的に島式1面2線に改造できる仕様となっているが、現在使用されていない下り線側には線路が敷かれておらず、ホームに柵がされている。
構内と構外に一基ずつエレベーターが設置されており、エスカレーターは上り用のみ構内に一基設置されている。
沿線光ネットワークに接続された駅務遠隔システムが導入されており、センター駅から自動券売機、自動改札機、自動精算機、TVカメラ、インターホン、シャッターが遠隔操作される。そのため駅員巡回駅となっている。また、駅近くのストアである黄色いリボンにて、割引乗車券等の委託販売を実施している。
切符売場の券売機は2台。改札口の改札機は2台。
地上駅時代にはホームは現在のものとは線路をはさんで反対側にあり、有効長が3両分しかなかった。
駅周辺
住宅地、マンション等は駅西側の高台上に集中しているが、東側の道場地区のニュータウン開発が進行している。
駅の東側の堀状にくぼんでいる所は国鉄有馬線の廃線跡である。戦前には当駅付近に有馬線の新道場駅があり、今でも当駅周辺には有馬線の橋脚などの遺構が残っている。
また、神戸電鉄の創始者である山脇延吉の出身地であり、当駅の横に顕彰碑が建立されている。
国道176号
神戸市立北神戸中学校
道場郵便局
神戸リサーチパーク鹿の子台
イオンモール神戸北・神戸三田プレミアム・アウトレット(徒歩では40分以上かかるが、神姫バス(新三田行き系統)によりアクセス可能。なお神戸三田プレミアム・アウトレットへは直接乗り入れるバスはないため注意。)
松原城址
長尾バスストップ(中国ハイウェイバスが停車する。徒歩20分程。)
接続バス路線
神姫バス
62系統:(上津台経由)イオンモール神戸北・新三田駅行
68系統:イオンモール神戸北行
68系統:(北神星和台経由)岡場駅行
1928年(昭和3年)12月18日 - 神戸有馬電気鉄道の三田線開業時に、道場川原駅として開業。
1947年(昭和22年)1月9日 - 三木電気鉄道との合併により、神有三木電気鉄道(現在の神戸電鉄)の駅となる。
1991年(平成3年)
4月17日 - 橋上駅舎化。
10月20日 - 神鉄道場駅に改称
神鉄道場駅*
しんてつどうじょう
SHINTETSU-DOJO
(鹿の子台)
◄KB25 道場南口 (1.2km)(1.5km) 横山 KB27►
神戸市北区道場町日下部字尼ヶ谷742-1
北緯34度51分59.93秒 東経135度13分33.97秒座標: 北緯34度51分59.93秒 東経135度13分33.97秒
駅番号 ○KB26
所属事業者 神戸電鉄
所属路線 三田線
キロ程 8.5km(有馬口起点)
湊川から28.5km
新開地から28.9km
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度- 1,332人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1928年(昭和3年)12月18日
備考 無人駅
* 1991年に道場川原駅から改称