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消防司令車 トヨタCORONA

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消防司令車トヨタCORONA

「指揮(指令)車」とは違い、消防長や消防署長等の幹部の出動(公務)用車両。主に大災害や視察時などに現場に向かう時に運用される。英語で「Chief car」と呼ばれる車両。車両はセダン型の上級、高級車が多いが、本部によってはステーションワゴン型、SUV型などもある。赤色灯を装備した朱色の緊急走行ができる車両と、黒塗りの公用車然とした車両に大別できる。また消防本部によっては司令塔車と言われるが、これは俗名である。

4S-Fi型、1.5L 5A-F型のガソリンと2,000cc2C型ディーゼルを用意。また同時にバンもフルモデルチェンジされ前輪駆動化された。バンのエンジンは1.5L 3E型ガソリンと2.0L 2C型ディーゼルの設定であった。スポーティグレードの「GT」はこの代が最後となり、6代目のリフトバック以来の5ドアセダンのGT「SF-GT」は、最初で最後の前輪駆動5ドアの「GT」であった。
 グレードは上から「GT-R(2.0・3S-GE)」「EXサルーンG(2.0・3S-FE)」「EXサルーン(1.8・4S-Fi/1.5・5A-FLU/2.0ディーゼル・2C)」「SX-R(2.0・3S-FE)」「MX(1.8・4S-Fi/1.5・5A-FLU)」「GX(1.8・4S-Fi/1.5・5A-FLU/2.0ディーゼル・2C)」「DX(1.5・5A-FLU)」「STD(1.5・5A-FLU)」。

ボディカラーは「スーパーホワイトII」「グレーメタリック」「スーパーレッドII」「レッドマイカメタリック」「ミディアムベージュメタリック」「ライトブルーメタリック」「ダークブルーマイカメタリック」の計7色が設定された。

1988年8月 - セダンに四輪駆動(1.6L、4A-FE型)が追加される。既存車はATシフトロックを追加。
1989年11月 - マイナーチェンジ。外観は、フロントグリルのデバインが変更されルーバーが横型から縦型になり押し出し感が強調される(バンのフロントは変更なし)。また、リアガーニッシュとテールランプが横一列タイプになり、リアナンバープレートがバンパー下部に移動された。エンジンは1.8Lと1.5LがEFI化され4S-FE型、5A-FE型にパワーアップされ、2.0LのGTは無鉛プレミアムガソリン化で165馬力にパワーアップした。グレードはMXに代わり特別仕様車であったセレクトサルーンがカタログモデルとなった。
1990年5月 - トヨペット店累計販売1000万台達成記念車として「コロナスーパールーミー」 (Corona Super Roomy) が追加された。4ドアセダンの全長を210mm延長したストレッチリムジンで、500台が限定販売された。
1992年1月 - 生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
1992年2月 - セダン並びにSFがフルモデルチェンジによって販売終了。バンは同年11月のカルディナ登場まで生産され、T170系が最後のコロナバンとなった。販売終了前月までの新車登録台数の累計は49万2918台。


トヨタ・コロナ(9代目)
T17#型
販売期間 セダン、リフトバック:1987年12月 - 1992年2月
バン:1987年12月 - 1992年11月(生産終了)
設計統括 小西正純
デザイン 飯田隆彦
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
5ドアリフトバック/バン
エンジン 3S-GE/3S-FE型 2.0L 直4
4S-Fi→4S-FE型 1.8L 直4
5A-F→5A-FE/3E型 1.5L 直4
2C型 ディーゼル2.0L 直4
駆動方式 前輪駆動 / 四輪駆動
変速機 4速 / 3速AT
5速 / 4速MT
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:ストラット
全長 4,440mm
全幅 1,690mm
全高 1,370mm
ホイールベース 2,525mm
車両重量 1,130kg
ブレーキ 前:ディスク
後:ドラム
データモデル セダン2000EXサルーンG 4速AT(前期型)
後継 トヨタ・カルディナ(バン)


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