安全拾得器
線路上せんろじょうに落おとした物ものをホームから拾ひろい上あげる道具どうぐのこと。ホームの柱に常設されていることが多い。
マジックハンド
マジックハンド (magic hand) は、和製英語[ en: magic + hand ]。英語では、このような「手の届かない所にある物を取るための道具」は "reacher" と呼ぶ。また、「遠くにある物を掴む」道具という意味で、"lazy tongs" ともいう。
日本では使用者として鉄道駅駅員が真っ先にイメージできるトリガー式のマジックハンドがある。これは製造販売業者が「落下物拾得用工具」と総称する、機能が異なる3種類の工具のうちの1種類、商品名で「ツカミタイとか「ハサミタイ」などと呼んでいるものである。
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そして、鉄道業界では同じものを「安全拾得器」と呼んでいる。これが無いことには、プラットホームに落下した物を拾い上げるのに列車の運行を止めて線路に降りなければならず、ダイヤグラムに大きな影響が出る。
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落下物拾得用工具は、何も鉄道関係者だけが使うようなものではなく、工事従事者に広く使われている。例えば、人間が回収しがたい狭所や深い穴に物が落ちた場合や、人間が入り込めない狭所で何かを一時的に固定しておく作業が必要な場合などでの使用が考えられる。
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