シ一ルドを推進させるためのジヤッキをいう。シールドの推進はセグメント等を反力として、すべてシールドジャッキで行うものであり、シールドジャッキの本数と配置および推力は、シールド外径、総推進力、セグメント構造、トンネルの線形、曲線施工や蛇行修正時の片側ジャッキによる推進等を考慮して定められる。
ジャッキストロークは、セグメントの中に余裕を考慮して定める。またジャッキの先端には、セグメント端面に推力が均等に分布するようにスプレッダー等を設ける必要がある。

シールド機を推進させるためには、掘削断面の単位面積あたり1000〜1500kNが必要である。
直径3mのシールド機を例にあげて計算すると
掘削断面積をAとすると
A=(3/2)² × π
=7.065m²
必要推力をF、単位面積あたりの必要推力を1500kNとすると
F=A×1500
=10597kN
となる。

シールドジャッキ1本当たりの推力は中小口径シールドで500〜1500kN、大口径シールドで2000〜5000kNほどである。よって上記の計算例の場合は1200kNのシールドジャッキを10本もしくは1500kNのシールドジャッキを8本ほど装備すれば十分ということになる。
