中央林間駅(東急電鉄:田園都市線)
中央林間駅(ちゅうおうりんかんえき)は、神奈川県大和市中央林間三丁目・四丁目にある小田急電鉄・東急電鉄の駅である。
乗り入れ路線
小田急電鉄:OE 江ノ島線 - 駅番号「OE 02」
東急電鉄:DT 田園都市線 - 当駅が終着駅となっている。駅番号「DT27」
島式ホーム1面2線を有する地下駅。田園都市線の終着駅である。管理は長津田駅が直接管理している。つくし野駅〜つきみ野駅の各駅は、東急子会社の東急レールウェイサービスに駅業務を委託しているため、長津田管内(長津田駅を除く)唯一の東急直営駅である。東急電鉄最西端の駅である。
のりば
番線 路線 行先
1・2 DT 田園都市線 二子玉川・渋谷・押上〈スカイツリー前〉・春日部方面
平日朝ラッシュピーク時は6 - 8時台発の準急列車4本を除いて当駅を発車する列車は各駅停車のみとなっている。この時間帯の準急・急行列車はほとんど長津田検
グッバイ夕焼け中央林間 三人(三人サイトー) PIN POINT RECORDS
車区最寄りの長津田(各駅停車の一部は鷺沼)始発となっている。
日中時間帯ではほとんどの急行・準急が当駅まで直通し、二子玉川から大井町線に直通する急行も発着するが、各駅停車の一部は長津田始発となる。
1984年4月の開業時、電子連動装置が日本で最初に実運用を開始した駅である(京三製作所製)。
駅周辺
大和市北部の中心駅として、東急田園都市線の延伸後から急激に宅地化が進んでいる。
新宿・渋谷へ40分程度でアクセスできる利便性や、田園都市線の始発駅であり座って通勤できる快適性などから東京都心のベッドタウンとして開発が進み、駅前に高層マンションなども立地するようになった。またスーパーマーケットやショッピングモール、コンビニエンスストアなども出店し、商業施設も集中している。また駅周辺には美容室が集中している。
駅から徒歩10分ほどで、つるま自然の森に至る。
駅周辺一帯は大和市が制定する路上喫煙禁止条例により禁煙であり、過料2,000円徴収の対象とされる。喫煙コーナーは、北口小田急側の交番近くにある。また、神奈川県警察で路上駐車厳重巡回地区に指定されているため、駅周辺にはコインパーキングが整備されている。
江ノ島線の駅開業当初は改札口は北口のみであったが、田園都市線開通と前後して南口改札が新設された。かつて、北口は広場になっており、祭りなどはここで行われていた。その後店舗や有料駐輪場が建設され、広場は消滅した。広場があった時代、その広場や付近の喫茶店(閉店)でテレビドラマ『金曜日の妻たちへ』のロケーション撮影が行われていたことがある。
東急と小田急を結ぶコンコース付近は1980年代まで湿地帯であったが、宅地造成が進み近辺を埋立て現在のようなコンコースが整備されている。東急正面口にはタクシーのロータリーが整備され、東急ストア側の歩道からはコミュニティバスや観光バスも発着する。
東側エリア
エトモ中央林間(駅ビル) - 中央林間駅ビルを改装の後、2015年12月7日に開業。
1Fコンコース - コンビニ、飲食店、食品販売店が中心。
2F - 飲食店、雑貨屋、カフェが中心。
中央林間東急スクエア - 東急正面口目の前。駅ビルから2階連絡橋で接続している。中央林間とうきゅう(東急中央林間ビル)を改装し、2018年3月28日開業。
3F - 大和市立中央林間図書館
ぷちMORE'S 5 - セイジョーなどが出店。
城南信用金庫 中央林間支店
横浜銀行 中央林間支店
スルガ銀行 中央林間支店、中央林間ハウジングローンセンター
みどり野リハビリテーション病院 - かつては『脳内革命』の著者である春山茂雄が院長を務めていた「田園都市厚生病院」であった。破産したため閉院となったが、別の医療法人により2008年4月に開院した。
ラプラ中央林間 - 撤退した旧イトーヨーカドー中央林間店の跡地に建てられたショッピングモール。
三井住友銀行 中央林間支店
りんかんモール
三菱重工冷熱株式会社大和事業所
西側エリア
一般社団法人相模カンツリー倶楽部(駅から最も近く、一般社団法人で運営しているゴルフ場)
小田急不動産中央林間営業所
大和警察署中央林間駅前交番
東急中央林間アネックス - 小田急南口改札前に飲食店などが出店。
静岡中央銀行中央林間支店
中央林間駅前郵便局
大和市市民交流拠点ポラリス(北部文化・スポーツ・子育てセンター)
バス路線
2002年(平成14年)11月までは、神奈川中央交通による路線バスが当駅を経由していた。
現在は、以下の路線が駅前に乗り入れている。
中央林間駅
大和市コミュニティバス「のろっと」
北部ルートA系統 つきみ野駅・南林間駅経由 市役所方面
北部ルートB系統 下鶴間経由 市役所方面
中央林間駅東口
大和市コミュニティバス「やまとんGO」
中央林間西側地域ルート 右回り
中央林間西側地域ルート 左回り
中央林間駅北口
大和市コミュニティバス「やまとんGO」
中央林間西側地域ルート 右回り
中央林間西側地域ルート 左回り
歴史
1929年(昭和4年)4月1日 - 小田急江ノ島線の中央林間都市駅として開業。「直通」の停車駅となる。各駅停車は新宿 - 稲田登戸(現・向ヶ丘遊園)のみで運行されていた。
1941年(昭和16年)10月15日 - 中央林間駅に改称。
1945年(昭和20年)6月 - 「直通」が廃止され各駅停車が全線で運行されることとなり、その停車駅となる。
1946年(昭和21年)10月1日 - 「準急」が設定され、停車駅となる。
1984年(昭和59年)4月9日 - 東急田園都市線の駅が開業し、乗換駅となる。同時に帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)半蔵門線の車両が乗入開始。また同日の開業に合わせ、日本最初の電子連動装置の実運用が開始される。
1990年(平成2年)3月27日 - 小田急江ノ島線の急行停車駅となる。
1996年(平成8年)4月26日 - 東急田園都市線の急行列車運転区間延伸により急行停車駅となる。
2000年(平成12年) - 田園都市線駅ホームとコンコースを結ぶエレベーター・エスカレーターとホームの冷房が設置される。
2002年(平成14年)3月22日
小田急江ノ島線に湘南急行が設定され、停車駅となる。
小田急江ノ島線の準急の設定がなくなる。
2004年(平成16年)12月11日 - 小田急江ノ島線の湘南急行が廃止され、快速急行に変更される。
2005年(平成17年)11月20日 - 小田急江ノ島線ホームの待合室が完成し、供用開始。
2008年(平成20年)3月28日 - 東急田園都市線で平日朝に当駅始発の準急が設定され、準急停車駅となる。
2009年(平成21年)11月1日 - 東急の定期券売場とテコプラザを閉鎖。
2016年(平成28年)12月 - 東急側のコンコース及び2階がエトモ中央林間としてリニューアルオープン。
駅名の由来
「林間都市計画区域」の中央地域であったことから、「中央林間都市駅」として開業したが、1941年に「南林間駅」・「東林間駅」とともに「都市」の文字が駅名から外され、「中央林間駅」と改称した。
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「林間都市計画」発足以前は「公所駅」となる予定であった。なお、公所(ぐぞ)とは大和市下鶴間三百番地台(浅間神社付近)、境川沿いの田園都市線つきみ野駅 - 南町田グランベリーパーク駅間の神奈川県側付近を指し、当駅とは2km以上離れている。
東急 中央林間駅
ちゅうおうりんかん
Chūō-rinkan
◄DT26 つきみ野 (1.2km)
所在地 神奈川県大和市中央林間四丁目6番3号
北緯35度30分27.5秒 東経139度26分43秒座標: 北緯35度30分27.5秒 東経139度26分43秒
駅番号 DT27
所属事業者 東急電鉄
所属路線 ■田園都市線
キロ程 31.5km(渋谷起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度- 107,086人/日
-2019年-
開業年月日 1984年(昭和59年)4月9日
備考 東急電鉄直営駅
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