重レッカ(じゅうレッカ)は、ベース車が74式特大型トラックの陸上自衛隊の装備する車両。主に後方支援部隊に配備され、整備作業等に使用される。
重レッカーの用途としては戦車部隊だけでなく特科や部隊整備を担当する後方支援連隊整備大隊において榴弾砲や他の重量物の運搬、牽引などに使用される。
航空自衛隊の高射部隊にも同一仕様の車輌が「レッカ車」として配備されている。戦闘職種部隊などで器材搬送、重量物据付、小型車両の牽引、車両の回収等に運用される。
横転などをして自立走行ができなくなった高機動車以上の車両牽引に必須の車両である。
4800kgを超える重量物や高機動車以上の車両等(戦車のエンジン、砲塔など)は重レッカが担当いたします。
陸上自衛隊において各種装備品等の回収,後送及び補給整備作業に使用するキャブオーバー形総輪駆動の車両で後方支援部隊で使用される。横転などをして自立走行ができなくなった高機動車以上の車両牽引に必須の車両である。
また、戦車の整備に使用されることがある。戦車などのエンジン、砲塔を持ち上げて整備するためには必須の装備である。砲塔を持ち上げることは、軽レッカにはできない。
レッカー車としての役割を最大限発揮するために、車体前部のバンパーにはウインチが装着されている。
塗色は迷彩柄にはなっておらず、オリーブドラブ色です。
なお戦場に同伴するものではない、後方支援の装備なので基本的に装甲は施されていません。
レッカー車としての役割を最大限発揮するために、車体前部のバンパーにはウインチが装着されている。
普段は車両の牽引よりも整備の際に使われていることのほうが多いと思われます。
特科連隊などでは本部付隊・大隊本部管理中隊(特科隊などは本部管理中隊整備小隊)、戦車連隊(大隊など)は本部管理中隊整備小隊が保有している。
また、戦車の整備に使用されることがある。戦車などのエンジン、砲塔を持ち上げて整備するためには必須の装備である。砲塔を持ち上げることは、軽レッカにはできない。
レッカー車としての役割を最大限発揮するために、車体前部のバンパーにはウインチが装着されている。
全長:9,320mm
全幅:2,490mm
全高:3,180mm
重量:18,780kg
最高速度:95km/h
出力:355ps
吊上能力:10,000kg
製作:三菱ふそうトラック・バス
クレーン:東急車輌(現:東邦車輌) HW101型