豊前松江駅は、福岡県豊前市大字松江横園にあり豊前市だけでなく、築上町西角田地区の住民の一部も利用する駅です。駅名の由来は付近の海岸沿いの松並木による通り。下りホーム背後は周防灘であり駅前に国道10号が通る。九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅です。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。互いのホームは屋根無しの跨線橋で連絡しています。アルミサッシ化されていますが駅本屋は1932年(昭和7年)に完成した正に由緒正しい木造建築で2003年(平成15年)に駅本屋入口の「豊前松江駅」という表示板が地元出身の書道家によって書かれた木製品に交換されました。手書きの看板には傘付きの裸電球がついています。
九州交通企画が駅業務を受託する業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。SUGOCA対応の簡易型自動改札機とチャージ機が設置されている。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取り扱いを行う。待合室には日豊線の鉄道唱歌が掲示されています。
のりば
1 ■日豊本線(上り) 小倉・門司港・下関方面
2 ■日豊本線(下り) 中津・宇佐方面
ホームは嵩上げされており、駅舎とは段差ができています。段差には転落防止柵があります。
構内跨線橋から見た海。
1897年(明治30年)9月25日 - 松江駅として初代豊州鉄道が開設。
1901年(明治34年)9月3日 - 豊州鉄道を初代九州鉄道が買収。
1907年(明治37年)7月1日 - 九州鉄道が国有化、帝国鉄道庁が所管。
1932年(昭和7年) - 現駅本屋に改築。
1945年(昭和20年)5月1日 - 山陰本線松江駅と識別目的で豊前松江駅に駅名改称。
1971年(昭和46年) - 業務委託化。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
キロ程 41.8km(小倉起点)
電報略号 ヨエ←ヨヱ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1897年(明治30年)9月25日
備考 業務委託駅
* 1945年に松江駅から改称。