基山駅(きやまえき)は、佐賀県三養基郡基山町大字小倉、国道3号線沿いという好立地にある、九州旅客鉄道(JR九州)・甘木鉄道の駅である。両社の共同使用駅である。駅番号はJR九州がJB12。
佐賀県の歴史 (県史) 昭, 杉谷 山川出版社
JR九州の鹿児島本線と、甘木鉄道の甘木線の2路線が乗り入れている。甘木線は当駅が起点ですが駅員の配置もない単なる折り返し駅である。
甘木鉄道
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。国鉄時代の4番線を使用しJRホームの東側に位置している。JRとは線路が繋がっていない(車止めから先の線路は撤去されていないが砂利が盛られて行き止まりになっている)。
漫画 鍋島直正 佐賀県 梓書院
自由通路から階段を降りるとホームになっている。改札も自動券売機もないが待合室や自販機、トイレがある。エレベーターなどはない。
駅舎はなく、ホームに待合室が設置されています。
ホームには自由通路から連絡します。
JR線とは乗り入れは行われておらず、かつて繋がっていた線路は途切れています。
駅周辺
国道3号が東側に通り、駅西側にはロータリーがある。
基山モール商店街
東明館中学校・高等学校
佐賀県道219号基山停車場線
佐賀県道137号基山平等寺筑紫野線
佐賀県道300号基山公園線
佐賀県道131号小郡基山線
佐賀県道132号本郷基山停車場線
大興善寺
荒穂神社(ただし3km弱の距離がある)
大悟も知らないノブの遺言…笑い飯哲夫&ノブコブ徳井が千鳥を丸裸に! 千鳥
バス路線
きやまコミュニティバス:西鉄バス佐賀と基山タクシーが運行。町役場をはじめ町内各地に運行。
西鉄バス:通常は上記のきやまコミュニティバス以外に運行しないが、大興善寺のつつじともみじが見頃となる時期には西鉄バス佐賀が基山駅と大興善寺最寄りの小松バス停を結ぶ臨時バスを運行する。かつては飯塚 - 久留米間の特急や鳥栖・小郡・小松方面へのバス路線が存在したがすべて廃止された。その他、東明館中学・高校へのスクールバスやアマゾンワールドインテック鳥栖事業所への従業員専用シャトルバスも運行している(西鉄小郡駅発もあり)。
瀧光徳寺が基山駅より送迎バスを運行する。
駅名の由来
開業時の地名(三養基郡基山村)が由来。古くは「基山(きざん)」、「城山(きやま)」とも読まれ、「城のある山」と言う意味である。
664年に天智天皇によって駅の北西にある「基山(きざん)」に立てられた基肄城が由来で、大野城 (筑前国)と共に作られた日本最初の国防城郭である。
1918年(大正7年) - 木山口信号場として鉄道院が開設。
1921年(大正10年)8月5日 - 駅に昇格し、基山駅として開業。
1939年(昭和14年)4月28日 - 甘木線開通。
1986年(昭和61年)4月1日 - 甘木線が甘木鉄道に転換。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄駅は九州旅客鉄道が継承。
2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始
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基山駅
きやま
Kiyama
所在地 佐賀県三養基郡基山町大字小倉
北緯33度25分15.37秒 東経130度31分55.93秒
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
■甘木鉄道
電報略号 キヤ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 3面4線
乗車人員
-統計年度- (JR九州)3,828人/日(降車客含まず)
-2018年-
(甘木鉄道)805人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1921年(大正10年)8月5日
乗入路線 2 路線
所属路線 JB鹿児島本線
駅番号 JB 12
キロ程 101.4km(門司港起点)
◄JB11 けやき台 (1.5km)(2.1km) 弥生が丘 JB13►
所属路線 ■甘木線
キロ程 0.0km(基山起点)
(1.3km) 立野►
備考 共同使用駅
JR九州:業務委託駅
JR九州:みどりの窓口有
盲腸線~行き止まり駅の旅 #8 甘木鉄道・甘木線(佐賀県/福岡県) 前畑温子