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紀伊井田駅 (JR東海)紀勢本線

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紀伊井田駅(きいいだえき)は、三重県南牟婁郡紀宝町井田にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅である。

旧鵜殿村と合併する直前までは紀宝町にある唯一の鉄道駅であったが、その中心からは相当離れていた。


昭和15年8月、国鉄紀勢西線の新宮駅から紀伊木本駅(現在の熊野市駅)の開通により国鉄紀勢西線の駅として開業した。その後当駅は昭和34年、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化を経て現在に至っている。

駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅であり、列車交換の設備は持たない。熊野市駅管理の無人駅。無人化後も、開業当初からの駅舎が残っていたが、2012年(平成24年)に解体され、待合室だけの簡易型駅舎に建て替えられた。

駅周辺
七里御浜に沿ってこの周辺には比較的大きな集落が連続してあるが、当駅はその中の一つにあたる井田の集落にある。海沿いを走る国道から当駅までは細い路地が続くため、距離はやや離れている。駅周辺には人家が密集しており、熊野市駅から新宮駅までの間は沿線の人口が多いが、紀勢本線の普通列車は本数が少ない一方で並行する国道には30分に1本の割合でバスが運行されており、そちらのほうが利便性に優れている。当駅の最寄バス停は「井田駅前」であるが、バス停は国道にあって当駅からは少し離れている。なお、このあたりの海岸はアカウミガメの産卵場所となっている。

紀伊井田郵便局
紀宝町立井田小学校
紀宝町役場井田支所
井田観音 - 海岸で見つかった観音像を移設したものと伝わりこの観音にまつわる昔話がある([1。
神内神社 - 安産の守り神。自然にできた岩窟を社殿として使用している。
七里御浜
国道42号

バス路線
三重交通
新宮駅前
三交南紀
大又大久保
新町

1940年(昭和15年)8月8日:紀勢西線の新宮駅から紀伊木本駅(現在の熊野市駅)の開通に伴い国鉄紀勢西線の駅として開業する。
1959年(昭和34年)7月15日:三木里駅・新鹿駅間の開通を持って現在の紀勢本線が全通し新たに亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となり、当駅も国鉄紀勢本線の駅となる。
1962年(昭和37年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止。
1964年(昭和39年)10月1日:荷物扱い廃止。
1983年(昭和58年)12月21日:無人化。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。


紀伊井田駅
きいいだ
Kii-ida
◄阿田和 (5.4 km)(2.8 km) 鵜殿►
Wikimedia | © OpenStreetMap
所在地 三重県南牟婁郡紀宝町井田1444
北緯33度45分36.77秒 東経136度1分26.35秒
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 ■紀勢本線
キロ程 173.8 km(亀山起点)
電報略号 イタ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度- 34人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1940年(昭和15年)8月8日[1]
備考 駅員無配置駅


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