神ノ木停留場(かみのきていりゅうじょう)は、大阪府大阪市住吉区住吉1丁目にある阪堺電気軌道上町線の停留場。駅番号はHN09。
駅名は、かつて住吉一帯が海岸に面していた頃、中でも大きな古松があり、神木として崇められていたことから来た地名(現在は消失)による。また、このあたりに神様の宿った三本の木があったからと言う説もある。
相対式ホーム2面2線。南海高野線をオーバーパスした築堤上にホームがあり、ホーム東寄りの階段で上る。上下線ともホームに上屋がある。
のりば
上り ■上町線 天王寺駅前方面 天王寺駅前 行
下り ■上町線 住吉・我孫子道・浜寺駅前方面
阪堺線直通 我孫子道 行
浜寺駅前 行
周辺
南海高野線 住吉東駅
ただし南海高野線下り方面への乗り換えは、
上町線の電停が高野線の西側の築堤上にある
住吉東駅は改札内でホームを移動することは不可能な構造
高野線を渡る踏切は開かずの踏切状態となる時間帯もある(ただし線路を潜る地下道は存在する)
住吉東駅1番線ホームの改札口は上町線とは反対側の高野山側にある
を考慮すると相当に不便であり、帝塚山三丁目停留場と帝塚山駅など、他の連絡駅を利用したほうが楽な場合もある。
大阪住吉町郵便局
住吉神ノ木郵便局
大阪市立住吉小学校
東福寺
1900年(明治33年)11月29日 大阪馬車鉄道の終端停留場として開業。開業当時の停留場名は上住吉であった。
1907年(明治40年)
3月29日 社名変更により大阪電車鉄道の停留場となる。
10月29日 社名変更により浪速電車軌道の停留場となる。
1908年(明治41年)2月1日 電化工事のため、一旦廃止となる。
1909年(明治42年)12月24日 浪速電車軌道が南海鉄道に合併され、南海鉄道上町線の停留場となる。
1910年(明治43年)10月1日 天王寺 - 住吉神社前(現・住吉)間で電車による営業運転開始と同時に旅客営業を再開。
1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の停留場となる。
1947年(昭和22年)6月1日 路線譲渡により南海電気鉄道の停留場となる。
1980年(昭和55年)12月1日 路線譲渡により阪堺電気軌道の停留場となる。
神ノ木停留場
かみのき
KAMINOKI
◄HN08 帝塚山四丁目 (0.4 km)(0.6 km) 住吉 HN10►
所在地 大阪市住吉区住吉1丁目
北緯34度36分56.99秒 東経135度29分49.66秒座標: 北緯34度36分56.99秒 東経135度29分49.66秒
駅番号 HN09
所属事業者 阪堺電気軌道
所属路線 ■上町線
キロ程 3.8 km(天王寺駅前起点)
駅構造 盛土駅
ホーム 相対式 2面2線
開業年月日 1900年(明治33年)11月29日
乗換 南海高野線(住吉東駅)