辺川駅(へがわえき)は、徳島県海部郡牟岐町大字橘にある、四国旅客鉄道(JR四国)牟岐線の駅です。
海岸から少し離れた内陸部で、周囲は田圃が多い。しかし、駅前やその周辺に2・3軒ずつ民家が点在するので、いわゆる「秘境駅」という印象は薄い。未舗装ながら駅前広場を持つ。
単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎はなく、ブロック積みの待合所がホーム上にある。待合所にはFRP製の椅子が並んで設置されています。ホームはかなりきついカーブを描いている。
開業当初は有人駅だったが周辺の過疎化から利用客が減り、1970年(昭和45年)に無人化された。国鉄時代は廃屋のような駅舎が残っていたが、取り壊された。入口横にはトイレが設置されています。2009年度にはバリアフリー化工事として、下り方2両分の長さのホーム嵩上げと駅出入口部分に車椅子用スロープの設置が行われた。
1942年(昭和17年)7月1日 - 開業。当初は計画になかったが、地元の猛烈な陳情により設置が決まった。橘の集落に駅はできたが、すでに牟岐線内に阿波橘駅があり、仕方なく隣の集落名を使用した。
1970年(昭和45年)4月1日 - 無人化。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる。
電報略号 ヘカ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1942年(昭和17年)7月1日
備考 無人駅