破壊機救難消防車は、航空自衛隊における空港用化学消防車の呼称。
飛行場を持つ基地に配備され、基地業務群施設隊消防小隊によって運用されています。
航空機または油火災に際して消火および人命救助に使用されるもので、各航空基地に配備。
大量の水槽と強力な放水の土台となる大型車でありながら、広大な飛行場で速やかに展開する速力と高い不整地走行能力が求められる。
米軍の空港用化学消防車を参考に「M-5」という化学車を製作したのが国産の第1号車。
M-5の後を継いだのがのA-MB1です。日産ディーゼル製で、M-5では駆動用としてもう一基のエンジンを搭載していたのですが、A-MB1より主エンジンから電磁クラッチを介してポンプ用の出力も取り出せるようになりました。
乗員 5人
車輌重量 14,400kg
最大積載量 4,050kg
全長 10,125mm
全幅 2,495mm
全高 3,400mm
最大速度 95km/h
登坂能力 tanθ1.19
最小回転半径 10.6m
タンク容量 200リットル
エンジン 型式:RE10 気筒数:V10 総排気量:18,894cc 最高出力:370ps/2,200rpm
トランスミッション 型式:常時噛合式 変速段数:前進5段、後進1段
製作 東急車輌製造