甲南山手駅は、兵庫県神戸市東灘区森北町一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅です。平成8年、阪神大震災の翌年に設置された新しい駅で「JR神戸線」の愛称区間に含まれています。神戸市最東端の駅である。
内側線のみに島式ホーム1面2線が設けられた高架駅である。ホームは築堤上にありその下に駅舎があります。出口は北側にしかありません。複々線の内側線を走行する「普通」のみが停車する設定であったため、このような構造となった。12両分のホーム用地が用意されているが、実際に設置されているホーム有効長は8両である。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。
当駅の事例にならって、これ以降に開設されたさくら夙川駅等のJR京都線・JR神戸線の複々線区間の新駅(いずれも「普通」のみ停車)は同様の構造となっている。
ホーム上の、階段付近の通行領域が狭いエリアにはホームセンサーが設けられており、そこでホームの端を歩くと警告アナウンスが流れるようになっている。
直営駅(三ノ宮駅の被管理駅)。アーバンネットワークエリアに属しており、ICOCA及び提携ICカード利用可能駅である。切符売場の券売機は3台。2010年1月30日をもってみどりの窓口が廃止された。代替として「みどりの券売機プラス」(みどりの券売機に、オペレーターによる遠隔管理発券機能を加えたもの。東日本旅客鉄道(JR東日本)で言うところの「もしもし券売機Kaeruくん」)が設けられているため、「JR時刻表」などでは引き続き「みどりの窓口設置駅」として扱われる。改札口の改札機は4台です。駅前にはの駐輪場が整備されています。
甲南山手駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 ■JR神戸線 上り 尼崎・大阪・北新地方面
2 ■JR神戸線 下り 三ノ宮・姫路方面
日中時間帯は1時間あたり8本が停車する。朝ラッシュ時の大阪方面は4分間隔で発車する。
駅名標のアルファベット表記は「甲南」と「山手」で区切られています。
1996年(平成8年)10月1日 - 西日本旅客鉄道(JR西日本)により、芦屋駅 - 摂津本山駅間に新設開業。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカードICOCA供用開始。
2004年(平成16年) - 電光掲示板導入。
2006年(平成18年)3月26日 - 駅前広場「和ひろば」がオープンし、セレモニーが行われた。この広場には災害に備えてさまざまな施設が備えてあり、また発光ダイオードも夜になると点灯する。この広場は今後も、住民の憩いの広場として利用していく予定。
2010年(平成22年)1月30日 - みどりの窓口閉鎖、みどりの券売機プラスを設置。
電報略号 コナ
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度- 10,242人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1996年(平成8年)10月1日
備考 直営駅
みどりの窓口は遠隔管理券売機のみ
神 神戸市内駅