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Channel: 観光列車から! 日々利用の乗り物まで
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特急「しおかぜ」 8000系電車 /JR四国

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しおかぜは、四国旅客鉄道(JR四国)が岡山駅 - 伊予西条駅・松山駅・宇和島駅間を宇野線・本四備讃線・予讃線・内子線経由で運行している特別急行列車である。列車名は瀬戸内海の「海から吹く塩気を含んだ風」である潮風を平仮名表記にしたものです。「しおかぜ」の名称は、1965年から1968年まで、新大阪駅 - 広島駅間を運行する特急の名称として使用されました。また、房総地区の臨時列車にも漢字は異なるが「汐風」が存在していました。

特急「しおかぜ」は1972年に、それまで運転されていた急行「いよ」を格上げしたことにより、高松駅 - 宇和島駅間で運転を開始し、同じく運転を開始した「南風」とともに、四国初の特急列車が誕生した。1986年にエル特急に指定されています。
1988年4月に本四備讃線(瀬戸大橋線)が開通に伴って岡山駅発着に変更され、引き続き高松駅を発着する列車「いしづち」として運転されるようになりました。8000系電車:グリーン車を連結したL編成が充当。かつては早朝の1往復(1・2号)に「いしづち」用のS編成が充当されていたが、2011年3月のダイヤ改正でL編成に統一されました。「いしづち」は編成の下り寄りに1 - 3号車として連結されます。

山陽新幹線に接続して、岡山市と香川県の西讃・愛媛県の各都市を結ぶJR四国の主力列車。岡山駅 - 伊予西条駅間に上り1本、岡山駅 - 松山駅間で上り13本・下り14本、岡山駅 - 宇和島駅間で1往復運転されています。

 


1990年に2000系の量産車が予讃線に投入された頃から岡山駅 - 宇和島駅間を結ぶ直通列車は宇和島駅発が朝の上り3本、宇和島駅着が夜の下り2本のみとなり偏った状態だった。予讃線の電化完成当初は、岡山駅 - 宇和島駅間を結ぶ直通列車は宇和島駅発が朝の上りと宇和島駅着が夜の下り各1本のみ残されたが、松山駅で2000系同士の乗り換えが1日1回発生していること(=直通可能なのに分断していること)が問題視され、一時的に2往復とされた。2011年3月からは、再度宇和島駅発が朝の上りと宇和島駅着が夜の下り各1本のみに変更されました。
2004年12月、岡山駅または児島駅と内子駅方面を行き来する際に、松山駅で8000系電車の「しおかぜ」と2000系気動車の「宇和海」を乗り継いでも特急料金が通算される乗り継ぎ料金制度が設定されました。なお、目的地が岡山駅でなく高松駅の場合は同じJR四国管内完結のため、この特例は1990年11月から存在してました。
運行区間のほとんどが単線区間で列車の増発が困難であることから、伊予西条駅 - 岡山駅間の2号を除き、宇多津駅 - 松山駅(10号は宇多津駅 - 宇和島駅間、29号は多度津駅 - 松山駅間)で高松駅発着の「いしづち」を併結しています。ただし、多客期(大型連休・お盆・年末年始)は一部列車を除いて宇多津駅での増解結作業を行わず、全編成が岡山駅発着の「しおかぜ」として運転される。この場合、高松駅 - 宇多津駅・多度津駅間に接続列車として臨時「いしづち」が運転され、宇多津駅 - 多度津駅間の各停車駅で乗り換えとなる。また、団体客が乗車する場合も同様で、時刻表に載らない場合が多い。逆に、瀬戸大橋が強風で運転を見合わせる場合は、全列車全編成とも高松駅発着となります。
運用上の特徴として、8000系を使用する列車は「しおかぜ」編成が岡山駅側となります。このため、松山方面行きでは「いしづち」が先に宇多津駅(下り1本のみ多度津駅)に入り、「しおかぜ」が駅手前で信号待ちを行う。2000系を使用する列車は逆に「いしづち」編成が岡山駅側となるため、「しおかぜ」が先に入線し、「いしづち」が駅手前で信号待ちを行います。

 


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