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90式空対空誘導弾・AAM-3:航空自衛隊

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90式空対空誘導弾は、日本が開発した短距離空対空ミサイル。開発名称はAAM-3。AIM-9Lサイドワインダーの後継として開発され、航空自衛隊で制式採用されている。1975年頃から研究は開始されていたが、1986年から本格開発がなされ、1990年(平成2)に制式承認。開発・量産主契約会社は三菱重工業。

誘導方式はパッシブ二波長光波(赤外線・紫外線)ホーミング、信管はアクティブ・レーザー近接信管。前部に切り欠きのあるカナードが装備され、末端に安定翼がある。NECが開発した二色シーカーを用いて光波妨害技術に対する抗堪性が向上した事と、電動アクチュエーターを用いたカナードによる高機動が特徴である。
AAM-2ではコストが最大の課題で採用されなかったことから、開発経費を削減する努力が行われた。

運用機:F-15J/DJ・F-2・F-4EJ改
ミサイル直径 12.7cm
ミサイル全長 3.1m
ミサイル全幅 64cm
ミサイル重量 91kg
弾頭 指向性弾頭
信管 アクティブ・レーザー近接信管
射程 13キロメートル (7.0 nmi)
推進方式 固体燃料ロケット
誘導方式 二波長光波ホーミング(IR/UVH)
飛翔速度 M2.5


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