薊野駅(あぞうのえき)は、高知県高知市薊野中町にある四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅です。駅番号はD44。駅入口から出てすぐ北側が国道32号線道路となっています。周囲は住宅が多い。神奈川県にある「あざみ野駅」の東急田園都市線ホームの駅名標に、2009年ごろ中国語(簡体字)表記が追加されたが、この中国語による表記は当駅と同じものとなっています。
高知県交通の薊野バス停がすぐ近くにあります。バスの本数も比較的多い。高知運転所がこの駅から先(土佐一宮駅の東方)に設置されている関係で、高知駅に出入りするなどの回送列車の通過が多い。中には、回送列車同士の交換のために運転停車が行われることもあります
かつてはホーム1本の離合不可能駅で国鉄時代からJR初期にかけてはホームは1両分しかなく普通列車でも通過する便があったが、やがてホームの嵩上げと4両分への延長が施され殆どの普通列車が停車するようになりました。
JR高知駅高架事業に伴い高知運転所が布師田へ移転したことに伴い、元の位置より東方向(高松方面)へ移動し交換設備を備えた相対式2面2線のホームを持つ地上駅となりました。
特に駅舎はなく、長いスロープでホームに連絡します。入口は2番ホーム側にのみあり、1番ホームへは屋根無しの跨線橋を渡る必要があります。ただ1番ホームの高知寄りにも、入口を作れる構造になってはいる。また、入口付近の小屋の中に自動券売機があり、近距離の乗車券を発売しています。トイレは設置されていない。駅前、駅の一部が駐輪場となっています。
のりば
1・2 ■土讃線 (下り) 高知・伊野・須崎・窪川方面
(上り) 土佐山田・阿波池田・安芸・奈半利方面
線路から見て南側が1番線、北側が2番線となっている。2番線側を本線とした一線スルーの駅で、ホームによる行き先の区別はない。通常は2番線のみ使用されており、1番線は列車の行き違いが必要な場合のみ使用されます。
2006年3月24日には高速バスのバスターミナル高知インター南バスターミナルが駅の南側に完成した。同ターミナルはジェイアール四国バス専用で、同社が参加している他の民営バス会社との共同運行路線(高松線・徳島線・岡山線など)など、停車しない路線があるので注意。
1952年(昭和27年)4月15日 - 日本国有鉄道の駅として開業。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる。
電報略号 アノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1952年(昭和27年)4月15日
備考 無人駅