土佐一宮駅(とさいっくえき)は、高知県高知市一宮徳谷にある四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅です。駅名の由来になる土佐の一の宮(土佐神社)別名「しなね様」は駅の北にあります。
高知駅高架工事の一貫として隣の布師田駅との間に移転された駅で高知運転所への出入口になっています。駅番号はD43。駅に近い高知県立高知東高等学校の生徒が主な利用客です。
単式ホーム2面2線が変則的に配置された地上駅。無人駅で駅舎は簡易なコンクリート造りです。駅舎側の1番線の線路は2つのホームに挟まれているが、2番線側は柵が配置されています。
これとは別にもう1本線路(3番線)があるがホームはなく、主に高知運転所への回送列車待機用(車両基地はこの駅の構内扱い)として使用されています。ホーム間は屋根無しの跨線橋で結ばれています。
男女兼用の汲取式トイレが駅舎を出て左側にある。駅舎内には簡易型の券売機と木製の長椅子が一つ設置されています。
当駅では、特急列車同士の行き違いも行われている。一方の特急列車を回送列車待機用の線路に運転停車させ、対向の特急列車を通過させるという方法で行われます。
のりば
1・2 ■土讃線 (下り) 高知・伊野・須崎・窪川方面
(上り) 土佐山田・阿波池田・安芸・奈半利方面
駅舎反対側の2番線を本線とした一線スルーではあるが、乗客が跨線橋を渡らずに済むよう、停車列車は本来副本線である駅舎側の1番線を優先的に使用する。2番線は行き違いや特急の通過に使われている。
1925年(大正14年)12月5日 - 開業。
1970年(昭和45年)10月1日 - 無人駅化(簡易委託駅化)。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR四国の駅となる。
電報略号 イツ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1925年(大正14年)12月5日
備考 無人駅