壬生川駅(にゅうがわえき)は、愛媛県西条市三津屋にある四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅。特急を含む全列車が停車する主要駅の一つです。駅名標のコメントは喜左衛門狸伝説の駅。特急停車駅を含め原則的に全列車が停車します。東予港(オレンジフェリー)へは車で10分。夜行便発着に合わせて無料連絡バスがある。
難読駅名だが、付近に川が多いことから「入川」と呼ばれていたことに由来する。(古代、付近で水銀を産出したことから、「丹生川」から転じて、「壬生川」となったとする説もある。)
合併前は東予市の中心駅であった。「東予」が愛媛県東部地方全体を指す用語であることに加え、東予市の前は「壬生川町」(合併)であったため、旧東予市全体を指して「壬生川」と呼ぶことも多い。
典型的な国鉄型配線の2面3線。1番線に駅舎本屋があり2,3番線が島式の地上駅。駅舎は大型の木造駅舎で前面の左右両端は増築されたようで、それぞれに店舗が入居しています。伊予西条駅や伊予北条駅など、ほかの予讃線の主要駅にも多く見られる構造です。
1番線を一線スルーにする予定であったが、高松駅方のみ片開き分岐器(制限速度100km/h)で松山駅方は両開き分岐器(制限速度80km/h)となっている。これは、停車する列車が増えたためと思われる(現在は、全定期列車が原則停車)。
みどりの窓口が営業、切符売場にはタッチパネル式の券売機が1台。
ホームは古い跨線橋で結ばれています。構内裏手には工場が隣接しています。元々貨物用の側線が多数あったが、現在はほとんど全て撤去されてしまっている。
駅舎入口脇にある石碑は、作家林芙美子が東予市在住の父親に宛てた手紙の一節です。
1923年(大正12年)5月1日 - 開業。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR四国の駅となる。
電報略号 ニユ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度- 748人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1923年(大正12年)5月1日
備考 みどりの窓口 有