善通寺駅(ぜんつうじえき)は、香川県善通寺市文京町一丁目にある、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅である。駅番号はD14。
駅表示パネルのコメントは弘法大師ゆかり七十五番札所善通寺の最寄り駅です。
善通寺市の中心駅で、全特急列車が停車する。
1889年(明治22年)開業時からの木造駅舎に1922年(大正11年)の陸軍大演習の際に車寄せ部分などを増築した。
屋根は開業当初は切妻造だったが、1991年の改修で寄棟造になった。
日本最古の現役駅舎とされている武豊線亀崎駅の駅舎より古い可能性がある。
明治22年3月30日と記された建物財産標が存在する。国の登録有形文化財に登録されている。
明治20年代の建物財産票を持つ現存する駅舎は、他に明治27年の播但線香呂駅、奥羽本線川部駅・津軽新城駅、明治29年の奈良線木幡駅などごく少数である。
2面3線のホームを持つ地上駅。開業以来の大きな木造駅舎です。1番線が上下本線となる一線スルー(制限速度120km/h)になっている。
2番線は下り副本線で行違いがある場合に使用。上下副本線である3番線は原則として特急待避時のみの使用。
直営駅(多度津駅助役善通寺在勤配置)切符売場に券売機は2台設置、みどりの窓口があります。
広い待合室には長椅子が3脚設置され、コンビニ型のキオスクも営業しています。
また観光客のためにコインロッカーがあります。
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 ■土讃線 上り 多度津・高松・岡山方面 通常はこのホーム
下り 琴平・阿波池田・高知方面
2 ■土讃線 下り 琴平・阿波池田・高知方面 行き違いをするとき
3 ■土讃線 上り 多度津・高松・岡山方面 特急の待避をするとき
下り 琴平・阿波池田・高知方面
ホームは跨線橋で結ばれる、立派な木造上屋があります。
3番線の向うには留置線が1線あり、駐車場化された廃ホームがあります。
1889年(明治22年)
5月23日:讃岐鉄道の吉田駅(よしだえき)として開業。
6月15日:善通寺駅に駅名を変更。
1904年(明治37年)12月1日:讃岐鉄道が山陽鉄道に買収され、同社の駅となる。
1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道が国有化され、官有鉄道(後に国鉄)の駅となる。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR四国の駅となる。
電報略号 セン
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度- 1,433人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1889年(明治22年)5月23日
備考 みどりの窓口 有
* 開業1ヶ月後に吉田駅から改称。