「空飛ぶ広報室」は航空自衛隊の広報室を舞台とする幻冬舎より出版されている有川浩の小説です。現在TBSテレビによりテレビドラマ放映中です。突然の事故でP免(パイロット罷免)になった戦闘機パイロット空井大祐二等空尉は防衛省航空自衛隊航空幕僚監部広報室に転勤したばかりの新人広報官。
ミーハーで詐欺師並みの交渉術を持つ鷺坂正司をはじめ、ガサツすぎて残念すぎる美人・柚木典子や、鷺坂ファンクラブ1号で柚木をして曰く「風紀委員」の槙博己、鷺坂ファンクラブ2号のマイペースなオレ様・片山和宣、フォロー上手の指導担当・比嘉哲広など、個性の強い先輩たちに囲まれながら勤務をしている。そんな空井と帝都テレビのニュース番組「帝都イブニング」のディレクターで元報道記者だった稲葉リカとの出会いから夢に向かって羽ばたく様子を描かれた内容です。
鷺坂室長がリカを「いなぴょん」と呼ぶ理由。「稲葉」と「因幡」を掛けたギャグ。鳥取の空自、第3輸送航空隊を擁する航空自衛隊美保基地の第403飛行隊のエンブレムは「因幡の白ウサギ」です。
第8話でリカ (新垣結衣) と 空井 (綾野剛)が乗り込んだC1 輸送機です。C-1は、日本の航空自衛隊が保有する中型戦術輸送機です。人員のほか、物資や小型車両等の輸送を担う。戦後初めて開発された国産の中型輸送機で防衛庁技術研究本部、及び日本航空機製造が開発を行い、川崎重工業が製造を担当し一機あたりのコストは約45億円。
「KAPPAR」空幕広報室 「報道班」でしょうか
ドラマに出てくる略帽(サンダーバードの様な帽子)を始め制服は全て航空自衛隊が貸しているとの事です。