西宮名塩駅(にしのみやなじおえき)は、兵庫県西宮市名塩新町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線の駅である。
アーバンネットワークおよび「JR宝塚線」の愛称区間に含まれている。
福知山線を複線・電化するに当たって、武庫川沿いから大幅に経路が変更された際に新設された。2013年現在、線内では新三田駅と並んで最も新しい駅でもある。北側一帯に、西宮名塩ニュータウンや塩瀬中央公園が広がる。
当初は普通のみ停車していたが、西宮名塩ニュータウンの開発により周辺の人口が急増したことから、1996年より快速も停車するようになった。また、2014年3月15日のダイヤ改正より特急こうのとり号の上りの一部列車(2.4.6号)が当駅に停車するようになった。
なお、開業時点で同じ西宮市内には西ノ宮駅(JR神戸線)があったが、同駅とは異なり、市名の表記と同じく「ノ」が入っていない。西ノ宮駅は2007年3月18日をもって、現在の「西宮」駅に改称された。
2面2線の相対式ホームを持つ橋上駅。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。
ホームの三田方の一部はトンネル内にあり、尼崎方もすぐトンネルに接続している。よって、両側をトンネルに挟まれた駅である。さらに、ホームの一部が名塩川に架かる橋梁上にある。
駅は3つの階層からなり、最上階が入口、中央階が歩行者専用の入口と改札、そして最下層がホームである。高台となる駅北東側からの乗客向けに、斜行エレベーターが二基設置されている。
直営駅(宝塚駅の被管理駅)であり、みどりの窓口も営業しています。ICOCA(および相互利用対象のICカード)が利用可能。改札口に改札機は4台。ICOCA(および相互利用対象のICカード)が利用可能、1台がICカード専用機です。
のりば
のりば 路線 方向 行先
1 G JR宝塚線 下り 三田・篠山口方面
2 G JR宝塚線 上り 宝塚・大阪・北新地方面
上屋下には冷暖房完備の待合室の他、椅子が多数設置されています。
日中は1時間あたり普通が4本、丹波路快速が2本停車する。朝晩はさらに本数が多くなる。
ホーム両端をトンネルに挟まれています。ホームの一部が完全にトンネル内に入り込んでいるためトンネル断面も広くなっています。
駅前ロータリーが整備され駅西側のロータリーに、阪急バスの以下の路線が発着している。また、東側には一般車専用のロータリーもある。
1986年(昭和61年)11月1日 - 日本国有鉄道福知山線の生瀬駅 - 武田尾駅間に新設開業。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
1996年(平成8年)3月16日 - 快速の停車駅となる。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカード・ICOCAの供用開始。
2014年(平成26年)3月15日 - 特急「こうのとり」号の停車駅(上りの一部列車のみ)となる。
電報略号 ナシ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 9,471人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1986年(昭和61年)11月1日
備考 直営駅
みどりの窓口 有