末恒駅(すえつねえき)は、神話「因幡の白兎」で有名な白兎海岸の最寄り駅で日本海と湖山池に挟まれた新興団地、鳥取県鳥取市伏野にある西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅です。無人駅ではありますが、駅南の住宅団地住民の通勤通学駅として比較的利用の多い駅です。快速列車は、米子方面行きは全部ではないものの多くが停車する一方、鳥取行きはわずか1本のみの停車です。
相対式2面2線のホームを持ち、列車交換が可能な地上駅。かつては北口に駅舎があった(現在は撤去)ため、北口側が1番線(上り)ホーム、南口側が2番線(下り)ホームとなっている(一線スルー化はなされておらず、方向別にホームが分かれている)。現在では南口に美萩野団地という住宅団地があることから、圧倒的に南口の利用者が多い。
鳥取鉄道部管理の無人駅であるが、北口には乗車駅証明書発行機、2番線ホームの待合室内に自動券売機が設置されています。また、2010年3月には南口側の歩道が整備され、スロープが設置されました。2番線ホームの待合室横に男女兼用の水洗式便所が設置されている。1・2番線ホームとは跨線橋で行き来できる。ホームは長いのですが1番ホームの幅は狭く、上屋は設置されていません。待合室には駅名が表示されています。
末恒駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 ■山陰本線 上り 鳥取・浜坂方面
2 ■山陰本線 下り 倉吉・米子方面
1928年(昭和3年)9月11日 - 国有鉄道山陰本線の湖山駅 - 宝木駅間に新設開業。旅客取扱のみ。
1947年(昭和22年)9月1日 - 貨物取扱を開始。
1962年(昭和37年)10月1日 - 貨物取扱を廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
電報略号 スネ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1928年(昭和3年)9月11日
備考 無人駅(自動券売機 有)