雲州平田駅は、島根県出雲市平田町に位置する一畑電車北松江線の駅です。
2010年5月29日公開の松竹映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の主要な舞台となった駅の一つ。
駅ホームや車両区内でロケが行われていた。
一畑電車の駅では唯一会社の直営駅である。運転指令室や列車区(乗務員の所属先)、車両区(車両基地や検修施設)などの運転関係の各部署に加え、駅舎2階には一畑電車の本社が置かれており、早朝には当駅始発列車、夜間には当駅止の列車が設定されている。
以前は平田市駅と名乗っていたが、2005年3月22日に平田市が出雲市との新設合併により廃止されたことから、同日に開業時の駅名である雲州平田駅へ35年ぶりに戻された。
平田市街地の観光・地域の活性化や電車利用促進を図って、2011年10月22日より途中下車可能駅となった。これは一畑口駅に次いで2駅目となる。
単式・島式ホーム2面3線を有する地上駅。駅舎はコンクリート造2層建ての駅舎です。中間駅では最大の乗降客数を誇る主要駅で、タクシーも常駐しています。一畑電車の車庫に隣接している。
駅舎内の待合室には木製の長椅子が多数設置されています。
売店は撤退し今はベンディングコーナーとなっています。
通常は上下列車とも駅舎寄りの1番のりばを使用し、列車交換を行う場合は上り列車(電鉄出雲市方面)が2番のりばに入線する。
3番のりばは上下列車ともに車両交換時ののりばとして使用されている。ホームは地下道で結ばれています。車両基地である構内には車両倉庫が2つあり、いろんな電車が見られます。
雲州平田駅プラットホーム
1 (通常はこちらを使用)
2 (列車交換時に電鉄出雲市方面列車が使用)
3 (車両交換時に使用)
1914年(大正3年)4月29日 - 雲州平田駅として開業。当初は終着駅。
1915年(大正4年)2月4日 当駅 - 一畑間が開業、中間駅となる。
1967年(昭和42年)11月1日 - 3代目となる現在の駅舎が完成。
1970年(昭和45年)10月1日 - 平田市駅に改称。
1973年(昭和48年)3月16日 - 貨物取扱廃止。
2005年(平成17年)3月22日 - 駅名を雲州平田駅に戻す。
2006年(平成18年)4月1日 - 一畑電気鉄道の持株会社移行に伴い、新設の一畑電車株式会社が鉄道事業を承継。
2011年(平成23年)10月22日 - 途中下車可能駅となる。
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度- 625人/日(降車客含まず)
-2010年-
乗降人員
-統計年度- 1,199人/日
-2010年-
開業年月日 1914年(大正3年)4月29日
終日駅員配置駅
*1970年10月1日~2005年3月21日は平田市駅