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布崎変電所 一畑電車

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布崎変電所

一畑電車が所有する布崎変電所は2011年1月26日に国の登録有形文化財に登録されました。この建物は昭和2年(1927年)に、出雲今市駅(現在の電鉄出雲市駅)~一畑駅(現在の一畑口駅)が電化されるのに伴い、電力供給のための基幹施設として建設されました変電所です。

建設以来現在に至るまで80年以上にわたり今尚現役で稼働しており、我が国の鉄道経営史、産業史を語る上で欠かすことの出来ない建築物としての価値を認められた結果、登録となりました。

また、平成22年に全国公開された映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の劇中でも、その雰囲気が監督の目にとまり運転指令所として撮影に使用されました。

一畑電車では、平成8年に島根県内で初めて国の登録有形文化財として「出雲大社前駅」が既に登録されており、それに続く2件目の登録となりました。

◆特徴・評価

布崎駅西側に建ち、間口20メートル奥行16メートル、鉄筋コンクリート造二階建、陸屋根である。西側の当初部は大オーダーの柱型や窓枠の持送りを表すなど、直線的で左右対照の立面を構成する。一畑電車の電化とその後の発展を担った変電所です。

◆名称

一畑電車布崎変電所

◆所在地

島根県出雲市多久町888-3

◆登録日

平成23年1月26日付

◆年代

昭和2年建設・昭和29年増築(建築面積289㎡)


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