大田口駅(おおたぐちえき)は、高知県長岡郡大豊町黒石にある四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅です。
駅番号はD30。駅名の由来は吉野川対岸に位置する日本三大薬師にも挙げられ薬師堂が国宝である大田山豊楽寺です。かつては参拝客で賑わったようですが、今は往時の賑わいは見られず、ひっそりしています。
島式ホーム1面2線を持つ交換可能駅で、特急列車同士の行き違いも行われている。駅舎はプレーンな木造平屋建てで、改築されています。
表からだと駅舎は一見のコンクリート打放しのコンクリート駅舎に見えますが駅舎を構内側から見たら木造駅舎だとよくわかります。簡易委託駅です。
待合室は窓が大きく、室内は明るい。
駅構内がカーブしているため、特急列車は減速して通過する。
このカーブによる列車接近の注意喚起のため、簡易的な列車接近放送が流れる。
のりば
1 ■土讃線 (上り) 大歩危・阿波池田方面
2 ■土讃線 (下り) 土佐山田・後免・高知方面
留置線が1線あります。
ホームは構内踏切で結ばれています。またホームには下り方面に小さな上屋が設置され、待合所となっています。
その待合所内にはコンクリートブロックで囲われたベンチがありましたが撤去されています。
駅前の吉田商店で乗車券を売っています。
1934年(昭和9年)10月28日 - 開業。
1970年(昭和45年)10月1日 - 無人駅化(簡易委託駅化)。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR四国の駅となる。
電報略号 オタ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1934年(昭和9年)10月28日
備考 簡易委託駅(駅舎外発券)