立石駅は、大分県杵築市山香町大字立石字乙丸にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅です。平成17(2005)年10月に杵築市と合併しました。
駅前の地域は1955年(昭和30年)まで立石町という独立した自治体であった。駅の裏手を国道10号が通っている。
当駅から隣の中山香駅までは単線であるが、この駅間の内、立石側半分は複線化に向けた用地を確保済である。
西屋敷駅から分かれた上下線の合流地点に存在する。地形と駅構内の線形の関係で上下のホームの位置がやや離れている。
駅前には比較的大きな集落があることに加え、駅の西側(上り側)には蒸気機関車の全盛期、難所といわれた立石峠があり、補助機関車の連結・解放を行っていたため、かつては主要駅に位置づけられ、準急列車が停車し、島式ホーム2面4線の大きな設備を有していたが、現在では2線が撤去され、相対式ホーム2面2線の地上駅となっている。
現在は電化により補機の連結は解消され、広い構内だけが残っています。
現在の駅舎は1965年(昭和40年)に建てられた鉄骨コンクリート造のもので、駅構内には地元の保育園・小学校の児童によって作られた作品がたくさん飾られている。待合室も設置されているが、窓枠を残すのみで窓が填められていない剥き出しのままである。
駅長室や改札口は整備されているものの、現在では駅員を常駐しておらず、無人駅となっている。そのため、切符は自動券売機で購入する。
駅前広場も大きめに作られており、駅舎横には木製のテーブルと椅子を設置した休憩スペースが設けられているほか、乗務員詰所跡が残っている。
現在は駅員に代わり、地元の有志によって駅を清掃する活動も行われているほか、駅ノートが設置されている。トイレは一旦駅舎から出た、駅舎の右端にあります。
ICカードSUGOCAは出入場のみ対応し、当駅でチャージや購入はできない。
1910年(明治43年)12月15日 - 鉄道院が開設。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
2012年(平成24年)12月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
電報略号 タテ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 37人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1910年(明治43年)12月15日
備考 無人駅(自動券売機 有)