西屋敷駅は、大分県宇佐市大字西屋敷字宮ノ浦にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅です。
駅の裏手を国道10号が通っている。駅周辺は田畑とわずかな民家があるのみで、大きな集落はなく閑散としています。当駅から下り側約700mの場所で上下線が分かれており、立石駅で再び収束する。大分・宮崎方面の下り線には延長3,640mの立石トンネルがある。駅周辺は宇佐市と杵築市の市境であり、西屋敷駅側は宇佐市で、道を挟んだ反対側にあるローソン側は杵築市である。そのため、中央を通る国道10号線が市境を示しているといえる。
また、当駅と宇佐駅の間は当駅寄り約3分の2の区間は日豊本線内で唯一、下り線が上り線より一段高い位置にあり、15パーミルの勾配区間(下り列車は上り勾配、上り列車は下り勾配)である。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。駅舎はなく、簡素な小屋のような待合室が設置されています。その待合室には造り付けの木製長椅子が設置されています。下り線は上り線よりもやや高い位置に敷設されており、2本のホームの間はやや離れている。
また、上下線とも、ホームは下り方向に向かって右側に設けられている。下りホームと上りホームとは地下道を通ってのアクセスとなります。無人駅で、ホームと地下道および待合所のみの設備。
列車が接近する際に三回放送がある。当駅で使用される接近メロディーはかつて山陽本線の一部の駅で使われていた接近メロディーと同じである。上り線には、手動ベルスイッチがあるが、鳴るかどうかは分からないとのこと。
ICカードSUGOCAは出入場のみ対応し、当駅でチャージや購入はできない。
1926年(大正15年)9月1日 - 西屋敷信号場として鉄道省が開設。
1945年(昭和20年)3月1日 - 西屋敷駅として旅客営業取扱開始。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により九州旅客鉄道の駅となる。
2012年(平成24年)12月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
電報略号 ニキ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 14人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1945年(昭和20年)3月1日
備考 無人駅