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C12 167国鉄C12形蒸気機関車 若桜駅構内

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C12 167:鳥取県八頭郡若桜町「若桜鉄道・若桜駅構内」


(2007年8月7日まで、兵庫県多可郡多可町加美区「多可町加美地域局」(旧加美町役場)に保存されていた)2007年若桜にやってきて手作業で動態復活されました。

若桜駅構内には給水塔、貯炭台、アッシュピットなど蒸気機関車現役当時の設備が残っています。

国鉄C12形蒸気機関車は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が製造した過熱式のタンク式蒸気機関車です。軸重制限のある簡易線規格路線用の小型軽量な機関車として設計され、本形式からテンダー式のC56形が派生しました。

鉄道省(国鉄)向けとしては1932年(昭和7年)から1940年(昭和15年)まで、および1947年(昭和22年)に282両が製造されています。製造メーカーは川崎車輛、汽車製造会社、日立製作所、日本車輌製造、三菱重工業の5社である。火室は深く設計され焚火しやすく、38号機以降は、アーチ管を増設して伝熱面積を増加し蒸発量を増やす改良が行なわれています。


このほか鉄道省以外に納入され、戦時買収などにより鉄道省に引き継がれ、C12形に編入された同形車が11両 (C12 265 - 275) あるため、ラストナンバーはC12 293となっています。基本的にはデフレクターを装備していないが、C11形と同型のデフレクターを装備した車両も少数だが存在しました。

鉄道省以外向けでは小型軽量で軸重が軽いC12形は、国鉄規格の車幅が特認を要するものの地方私鉄や産業用鉄道向けにも最適で、同形機が外地を含む全国各地の私鉄や専用鉄道などに37両が製造・供給されている。このうち11両は、台湾総督府鉄道および樺太庁鉄道向けに製造されたものである。鉄道省向けの製造は1940年で一段落しているが、民間向けの製造はそれ以後に行なわれたものが多い。

 

全長:11350mm
全高:3900mm
軌間:1067mm
車軸配置:2-6-2 (1C1)
動輪直径:1400mm
弁装置:ワルシャート式
シリンダー(直径×行程):400mm×610mm
ボイラー圧力:14.0kg/cm²
火格子面積:1.30m²
全伝熱面積:73.3m²
過熱伝熱面積:19.8m²
全蒸発伝熱面積:53.5m²
煙管蒸発伝熱面積:46.1m²
火室蒸発伝熱面積:7.4m²
ボイラー水容量:2.9m³
大煙管(直径×長サ×数):127mm×3200mm×16本
小煙管(直径×長サ×数):45mm×3200mm×68本
機関車運転整備重量:50.05t
機関車空車重量:39.54t
機関車動輪上重量:32.00t(運転整備時)
機関車動輪軸重(最大):10.90t(第3動輪上)
水タンク容量:5.5m³
燃料積載量:1.50t
機関車性能
シリンダ引張力:
粘着引張力:
動輪周馬力:505ps


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