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渡瀬駅 JR九州)鹿児島本線

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渡瀬駅(わたぜえき)は、福岡県みやま市高田町濃施にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅です。旧所在地は三池郡高田町で、平成19(2007)年1月に合併により、みやま市となりました。みやま市高田町の中心部に立地しています。国道208号の一部と国道209号は高田町内で鹿児島本線に並行している。

開業当時の地名(三池郡二川村字渡瀬)が由来。
「渡瀬」は古くから楠田川と隈川に挟まれた三池街道の宿場町として栄えた町で、駅名が「二川」にならなかったのは当時は「二川村」よりも「渡瀬宿」の方が知名度が高かったことや、隣郡の八女郡(現・筑後市)にも「二川村」が存在していたからである。駅名を「二川駅」にする案もあったのだが、1896年(明治29年)に東海道本線に二川駅が開業してしまったため、結局「二川駅」になる事は無かった。


渡瀬地区は地区改正で縮小したものの、今も西鉄渡瀬駅との中間くらい(下楠田付近)に現存している。
なお「渡瀬」の由来は、この地が隈川を徒渉して渡れる瀬(浅瀬)が多い事から来ており、二川村の「二川」とは「楠田川」と「隈川」の事である。

単式ホーム2面2線を有する地上駅。2006年に新築された清楚な和風駅舎です。以前はもう1線を有していたが中線が撤去された。互いのホームは跨線橋で連絡している。駅舎は西側にある。


JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されています。近距離きっぷの自動券売機が設置されている。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取り扱いを行う。

待合室は狭く畳張りの長椅子が一脚、飲料自販機が設置されていません。駅舎左手にバリアフリー化としてスロープの入口があります。

のりば
1 ■鹿児島本線(上り)久留米・鳥栖・博多方面
2 ■鹿児島本線(下り)大牟田・熊本・八代方面
2番線は旧3番で、旧2番線は撤去されています。


1891年(明治24年)6月7日 - 九州鉄道(初代)が開設(矢部川駅(現・瀬高駅) - 大牟田駅間に増設)。
1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁が所管。
1978年(昭和53年)4月15日 - 貨物業務取扱廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR九州が継承。
2006年(平成18年)- 駅舎新築。
2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。

電報略号 ワタ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1891年(明治24年)6月7日
備考 業務委託駅


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