南瀬高駅(みなみせたかえき)は市街地外れの田園地帯、福岡県みやま市瀬高町太神にある九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅です。駅周辺は小さな集落を形成しています。
開業当時の地名(山門郡瀬高町字井手ノ上)から「井手ノ上駅」と命名されたが、1942年(昭和17年)に隣駅の瀬高地区の中心駅だった「矢部川駅」が「瀬高町駅」に改称された後に、「南瀬高地区の中心駅」と言う意味合いで「南瀬高駅」に改称された。
「井手ノ上」は「井出ノ上」とも書き、「井戸から豊富に湧き出る湧水の上に築かれた集落」と言う意味で、この地が古くから水が豊富な水郷集落だった事を表した地名である。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。プレハブ風簡易駅舎を備える。
無人駅であるが社員が派遣され、特別改札を実施する事もある。また近距離きっぷの自動券売機が設置されている。待合室にはFRP製の椅子が設置されています。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売とチャージの取り扱いは行わない。
のりば
駅舎とホームの間に若干のスペースがあります。
1 ■鹿児島本線(上り)久留米・鳥栖・博多方面
2 ■鹿児島本線(下り)大牟田・熊本・八代方面
下りホームには駅舎より大きな待合所が設置されています。
1935年(昭和10年)3月23日 - 井手ノ上駅として鉄道省が開設。
1942年(昭和17年)11月15日 - 南瀬高駅に改称。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
2006年(平成18年)3月18日 - 近距離きっぷ自動券売機を設置。
2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
電報略号 ミセ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1935年(昭和10年)3月23日
備考 無人駅(自動券売機 有)
* 1942年に井手ノ上駅から改称。