鷹ノ巣低砲台の近くには海上を照らす電灯所や発電所も造られてい
ました。
また鷹ノ巣中砲台砲台としても遺構がある様子です。
沿岸要塞:領海内に侵入した敵の艦艇に対して砲撃・雷撃を加える沿岸地域や港湾、島嶼に構築される要塞。人工島を構築して砲台とするものは海堡と呼ばれた。
長距離砲を備えた砲台が主体となり、旧戦艦・巡洋艦の大口径砲が使用される砲塔砲台もあった。また、沿岸要塞の大きな特徴としては、ソナーや対艦レーダーを備えており、機雷敷設設備や魚雷発射施設も構築される場合が多い。
戦前の日本本土に構築された全ての要塞はこうした沿岸要塞であった。
対艦ミサイルが無い時代に敵艦隊の攻撃から重要都市や湾口を防衛したり海峡を封鎖するには大口径砲を備えた沿岸要塞が必要だった。