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瀬高駅 JR九州)鹿児島本線

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瀬高駅(せたかえき)は、福岡県みやま市瀬高町下庄にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅です。


旧・瀬高町の代表駅で、国鉄時代は筑後川の可動橋で有名な廃止された佐賀線等の発着駅でもあった。以前は、特急「リレーつばめ」号の一部列車が停車していたが、現在は日中に停車する特急の運行は無い(快速・準快速列車が停車する)。

瀬高地区が矢部川に沿って栄えた町である事から「矢部川駅」と命名された。「瀬高」は「この地を流れる矢部川が瀬に阻まれて非常に川の水が溢れやすい地形」だった事から付いた地名である。

昔は佐賀線のほか、私鉄である東肥鉄道(後の九州肥筑鉄道)も分岐しており駅前には柳河軌道も存在した。開業当初の駅名が矢部川だったのは高瀬駅(現在の玉名駅)との混同を避けるためであった。


駅名を矢部川から変更する際、新駅名を「瀬高駅」にすることが希望されていたが、やはり高瀬と混同を避けて「瀬高町駅」とされ、この駅は高瀬駅が玉名駅に改称された日に現在の瀬高駅に改称となった。


なお、瀬高 - 山鹿温泉間のバス路線(山鹿線)は2006年(平成18年)3月1日よりJR九州バスから産交バスに移管されたが、2009年(平成21年)10月1日に廃止された。


単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。旧国鉄にある平屋建てのコンクリート造駅舎で正面の壁面には地元の伝統工芸のきじ車、清水寺の三重塔が描かれています。互いのホームは跨線橋で連絡している。

西側に駅舎がある。現駅舎は1979年(昭和54年)6月に改築された3代目である。2012年3月にバリアフリー工事が完成し、エレベーターが新設されたが、改正に伴い、2番ホームは使用が停止された。


JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。駅舎内には観光案内所が併設されています。童謡詩人與田準一の生地であることが紹介されています。

のりば
1 ■鹿児島本線(上り)久留米・鳥栖・博多方面
3 ■鹿児島本線(下り)大牟田・熊本・八代方面


1891年(明治24年)4月1日 - 矢部川駅の名称で九州鉄道(初代)が開設。
1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁が所管。
1931年(昭和6年)9月24日 - 佐賀線が部分開業。
1942年(昭和17年)4月1日 - 瀬高町駅に改称。
1956年(昭和31年)4月10日 - 瀬高駅に再改称。
1979年(昭和54年)6月 - 現駅舎に改築。

1987年(昭和62年)
2月6日 - みどりの窓口開設。
3月27日 - 国鉄佐賀線が特定地方交通線に指定され廃線。
4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
2009年(平成21年)
2月19日 - 自動改札機を導入。
3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。

電報略号 セカ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
開業年月日 1891年(明治24年)4月1日

備考 業務委託駅
みどりの窓口 有
改称履歴
* 1942年 矢部川駅→瀬高町駅
* 1956年 瀬高町駅→瀬高駅


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